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【音楽】相乗効果のカバー曲

昨日、インターネットのヤホーで調べてたら、すごいバンドを見つけちゃったんですよ。
皆さん、ビートルズって知ってますか?

という訳で、今日はビートルズを紹介、と言いたいところですが、実はあまり詳しくない。
良いメロディだと思う曲は多いけど、ハマって聴き込むことはなかった。
でも、ビートルズの曲は何曲かカバーして演奏した。ボーカルとギターだけで。
メロディがしっかりしていて、シンプルな構成に耐えられるから、よく取り上げていた。

それはプロのアーティストたちも同じようで、ビートルズが解散するまでに発表したオリジナル曲の188曲は、全曲カバーされている。
良く考えると凄い。
ボクはその中でもR&Bのミュージシャンのカバーが好きだ。
ビートルズのメロディと黒人のリズムの融合が良い。

Help/David Porter
これはカッコいいですよねー。アレンジもガッツリされていて完成度が高い。
この人は、シンガーとしてより作曲家としての方が有名。
サム&デイブのSoul Man、Hold on I’m comingを作曲した人。ブルースブラザーズも演っていた曲ですね。
アイザック・ヘイズと組んで数々の名曲を残した。

Let it be/Ray Charles
これもアレンジ、編曲が良いですねー。
途中で転調するんだけど、そこの流れがまた上手い。もう完全にこの人の曲かと思わせる。
ギターもいかにもR&B調で流れる感じが良いなぁ。

Day Tripper/Otis Redding
もう、アレンジがどうであろうが、オーティスが歌えばなんでもオーティス節。
J-POPを演歌歌手が歌ったみたいな感じ(笑)
やっぱり凄いな、この人は。なんでも声だけで自分の曲にしちゃう。

Blackbird/Billy Preston
リトル・リチャードやレイ・チャールズ、キング・カーティスなどのバックで演奏していたキーボード奏者。
ビートルズとも縁があって、ゲット・バックなどでキーボードを弾いている。ビートルズが屋上で演奏するあの映像にも出てきますね。
その辺りの交友関係からか、ローリング・ストーンズなどロック系のアーティストにも呼ばれてた。
だからか、このカバーも黒人音楽に慣れてなくても聴きやすいと思う。

Jealous Guy/Donny Hathaway
これはジョン・レノンのソロ曲。
シンプルなアレンジでゆったりしたグルーヴが良い。このアルバムはライブの名盤としても有名で結構聴きましたね。
この曲もギター一本でも充分耐えられる曲。

ビートルズの曲はやっぱりメロディや構成が良い。コード進行がまた独創的。普通はそう繋がないだろうというコード進行も多い。
でも、ビートルズの曲ってどこか完成されていない感じがする。まだ手を加える余地があるんじゃないかと思わせるような。
とにかく素材として素晴らしい。料理をしたくなる。
だから全曲カバーされているんでしょうね。

黒人音楽の特徴はリズムの取り方。
簡単に言うと跳ねている。それがグルーヴ感を生み出す。
つまり、R&Bのアーティストがカバーすると、最強のメロディが最強のグルーヴに支えられる。
そりゃカバーしたくなるだろうなぁ。
そしてまた、作るのも面白いと思う。
また久しぶりにバンドがやりたくなるなぁ。

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