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【グラジオラスの花束 〜君と僕と洗濯物〜「向井純葉編」】4話


「......礼央!!!」

礼央礼央礼央礼央!!!!
礼央ぉおおおお

ーーーーーーーーーーー

「はぁ.....はぁ.......」

ここかな......え、外観可愛い.....。
あ!違う違う!礼央!!

カラン
「礼央!!!!」
「えぇ!!?純葉!!!!?」
「礼央ぉおおおおおお怖かったよね!!!もう大丈夫だよ!!純葉が来たから!!!!!」
「く....苦しい......」
「えーっと....」
「あ!ごめんなさい!向井純葉です!礼央の幼なじみです!」
「え、あ!どうも!石森璃花です」
「ちょ......純....葉.......」
「純葉ちゃん......礼央くん苦しそうだけど.....笑」
「ん?.....あ!ごめん!!」
「.........😇」
「礼央ぉおお!!!!」

ーーーーーーーーーーー

「.........ん」
「礼央!!起きた?」
「.......純葉」
「ごめ〜ん!強く抱き締めすぎた!反省!反省まめ!」
「.......してないね」
「うそ笑  してるって笑」
「.......あれ?璃花さんは?」
「キッチンに居るよ。昨日の片付け中らしい」
「.......え!?璃花さ〜ん!手伝います!」
「ちょっと礼央!」
「あ〜礼央くん!」
「璃花さん、すみません手伝います!」
「もう終わっちゃった笑」
「うわぁ...ごめんなさい.....」
「全然!......はいこれ!純葉ちゃんも!食べて!」
「え!!?いいんですか?」
「うん!召し上がれ〜」
「あ、でも純葉お財布持ってきてない.....」
「え!大丈夫だよ!これは私からのオマケ!」
「え〜嬉しいですぅ....🥺」
「礼央くんは何が入ってるか当ててね」
「え"」
「あれ〜?やっぱり礼央くんにはまだ当てられないか〜」
「リンゴ!」
「お〜1個せいか〜い!あとは?」
「え、純葉も当てたい!桃!」
「おぉ!せいか〜い!」
「ブドウ!」
「礼央くん、ざんね〜ん!」
「グレープフルーツ!」
「おぉ!純葉ちゃんすごいね!正解!」
「へっへ〜ん😏」
「なっ.....!」
「純葉ちゃんウチで働く〜?笑」
「え!!良いんですか!!?」
「うんいいよ〜🙂」
「軽っ!」
「あ、でも純葉人見知りですよ」
「そうなの?でも私と話せてない?」
「.......え、ほんとだなんで?」
「まさか克服したの?純葉」
「いやそんなことないと思うけど.....」
「私の安心感のおかげかな〜?笑」
「そうかも」「そうかも」
「いや、恥ずかしいから否定してよ〜笑」

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