好きなものを食べることのありがたさよ

 2月の終わりから娘の胃腸炎があり、私にうつり、夫にうつり、ようやく皆元気に……と思う頃にまた「もしやまた新たな胃腸炎に?」とひやひやするなどした。

 はじまりは何度も戻し、朝には脱水症状でぐったりして本当に心配した。喉が渇いても経口補水液を拒否し、とても困った。水はダメだし。仕方ないので蜂蜜梅干しを入れた出し汁を作り与えた。それは美味しいと飲んだ。命に関わる事態なのに味にこだわり……。

 朝には水分を摂れるようになっていたけれど病院へ。経口補水液は病院で先生に言われたらしぶしぶ飲むようになった。薬も飲む。権威に弱いな……。これだけでも行った甲斐あり。ただし体調が悪いときだけで、元気になってくるにつれて拒否する。

 自分の経験から見ても、吐き気のピークは半日くらいではないだろうか。中でも6時間くらいがものすごく苦しい。今後の目処に覚えておく。

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 胃腸炎で大変なのは、子どもには食事内容を言い聞かせてもまだ伝わらないこと。吐きながらも「スパゲッティー」を食べたいと泣いていた(娘がようやく寝たわ……とこっそり食べているところを見つかったため)。消化のよくないものは戻すから食べられないとわかるまでおかゆを拒否をしたり(食べ始めたら「おかゆ美味しい」とおかわりしていた)。治りはじめたらさっそくトマトクリームパスタを食べたがって暴れたりした。

 うちの子はお腹が減ると機嫌がわるくなり、激しく泣くタイプらしい。パスタについては「まだ無理だと思うよ」と念を押してから少し与え、また吐いてしまい「おかゆじゃないとベーしちゃうね」と神妙におかゆを食べていた。体験する前に想像しようよ……。

 そんな娘、胃腸炎は治るも、ただいま咳風邪中。今は苦しげな呼吸にひやひやしている。

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 ヘッダーの献立はこんな日々の合間のもの。ようやく普通にご飯が食べれる~と鯖の西京漬けを焼いた。皮は娘が食べました。魚の皮好き。ご飯はひな祭りの残りの散らし寿司。寿司飯は冷凍もありです。ジャコ好きの娘には炊きたての白ご飯に青菜とジャコを散らしたら、青菜をいやがられました。余計なことをしてしまった。そして「そっちがいい」と私が食べるつもりだった散らし寿司のご飯を娘が食べ、私がジャコご飯になりました。

 ひな祭りのときは簡単散らし寿司とはまぐりのお吸い物。胃腸炎が治りかけてきて玉子くらいならいいかなぁと。そしたら本当に玉子のところばかり食べていました。ご飯部分も少しは食べましたが、おかゆ続きでまだ万全ではなかった。潮汁は娘にはお汁をメインに。三つ葉はなし。二つほど入れたはまぐりは拒否されました。

 冷凍庫にはひな祭りに使えなかったエビがあり、私にかすかなプレッシャーを与えてきます。

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ゆきんこレシピ

子育て中の母のご飯。 献立を通した日々の記録とご飯にまつわる思い出。 導入はそのときのご飯の話ですが、ご飯きっかけの違う話になりがちです。
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