だから、こうした「理想」は、かえってこの人々を苦しめてしまうことになるかもしれない。この人々は、私の中にある「悪」と(それと裏表の喜びや利益を含めて)つきあうこと、微妙な違和に向き合うことをつづけていかなければならないのだ。
奥村隆『他者といる技法』

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