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「デジタル,古楽器、千利休。~計算機と古楽器で奏でる新しい音楽会~」感想


X(Twitter)で落合陽一氏の音楽会が大阪の堺である、というポストを偶然見かけて、
急遽行ってきました。

堺まで行くのはかなり久しぶり。というか人生で2回目くらいかも。
てか、堺東駅って意外に発展してるのね。

現地の様子をvlogにしました。

小ホールだったけど、いいホールだったな。

この企画は、古楽器(チェンバロ、フォルテピアノ、琵琶、尺八)と計算機で千利休の生涯を表現する(概略)、というものでしたが、

どうやって表現するの??
と全く予想がつかなかったので、
興味を惹かれて行ってきました。

千利休をモチーフにしていることもあり、全員が着物を着ていました。
落合さんは黒い着物で、前に銀色のチェーンを付けており、
それがピカピカ光ってオシャレだったな。

配置は客席側から見て左から琵琶、チェンバロ、フォルテピアノ、(尺八)、右端にDJブース(?)だったのですが(vlog参照)、
落合氏は右端のDJブースに座って、音楽ではく、
後ろのプロジェクターに映る映像を音楽に合わせてミックスしてました。
そうきたか、という感じ。
(ある程度は自動のようで、所々微調整だけしているように見えました。)途中、少しだけ、フォルテピアノと尺八の音を取り込んでミックスする、というパフォーマンスも行っていました。

琵琶の方は、演奏と語り(千利休について演奏しながら話す)を両方されてました。

チェンバロの方は、さすがに上手かった。
特にフォルテピアノで演奏した「ラモー:クラヴサン曲集と運指法 第2番 第3組曲より『やさしい訴え』」は、
感動して泣きそうになりました。。
パンフレットによれば、「装飾音に彩られた甘美な旋律と、翳りある旋律の対比が光と影のように描かれる美しい作品。本公演では利休の教え『和敬清寂』(わけいせいじゃく)を体現する音楽として奏する」とのこと。
フォルテピアノって初めて聴きましたが、ピアノとチェンバロの中間みたいな印象を受けました。

尺八とフォルテピアノのコラボ曲『草庵にて』は新しかった。

てか、チケットに「主催:小川加恵」って書いてるから、
この企画を考えたのはチェンバロ・フォルテピアノ奏者の小川加恵氏なのかな??
(で、落合氏を呼んできた??)

今までにないパターンの音楽会だったので、私には良し悪しは判断できないのですが、
企画がおもしろかったですし、
まさにタイトル通り「新しい音楽会」でした。

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