食器を買うとき、食卓の色思い出してますか？

私は普段、フードフォトやインテリア撮影の現場でスタイリストとして働いています。小道具の用意はもちろん、非常に重要なのがお皿を置くテーブルの色や素材。

現場ではテーブルに見せかけた天板を用いたりするわけですが、薄い色のテーブルなのか、黒っぽいテーブルなのか、モルタルなのか大理石なのかはたまたテーブルクロスをかけるのか。これだけで印象は様変わりします。

たとえば。

これと

これ。

どちらも飴色の食器ですが、背景が違うので雰囲気が異なります。

同じ食器や料理でも、テーブルによって印象が違う。

みなさんが購入された食器もご自宅のダイニングテーブルの影響を大きく受けると思います。

お買い物に行って、同じシリーズのうつわがあって白にしようか黒にしようか迷うわ〜ということありますよね。もちろん好みや他の食器との組み合わせで考えてもらうのが一番ですが、どうしても迷うときはご自宅のダイニングテーブルを思い出してそれに合うものを選ぶというのも１つです。

食卓をカメラで撮ってスマートフォンに保存しておき、迷ったら組み合わせてみてみるというのも良いですよ。私も自分のインスタを開いてダイニングテーブルの写真を見て照らし合わせてたりします。

これまでしっくりこないなと感じてた食器も、実はテーブルとの相性が悪かったと言う可能性も。大好きなのに活躍の場が少ない食器があったら、テーブルクロスで食卓の色を変えたりするのも１つの手です。

うつわ選びの意外な盲点書いてみました。

今日はここまで。

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