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目的はなくてもいい。過程にどっぷり浸ることそのものに、多幸感があふれてる。

突然ですが、「どうぶつの森」が好きです。

「どうぶつの森」とは任天堂のゲームで、ある村に住んで虫取りしたり、住民と交流したり、自分のキャラをかわいくしたり、家の中をかわいくしたり、村全体をかわいくしたり...というゲームです。

(桜のお花見の写真。キャワワです)

やったことないとサッパリ何が面白いのかわからないと思うのですが、やってるこっちも何のためにやってるのよくわからないゲームです。点数がつくわけでもないし、対戦して勝つわけでも、敵を倒して世界平和を勝ち取るわけでもありません。ゴールはありません。

でも、めちゃくちゃ楽しい。多幸感に溢れてます

そして最近夫に言われて気づいたのですが、「どうぶつの森」と私のスタイリングの仕事って似ているのです。

「どうぶつの森」では、ひたすらかわいい家具や衣装やアイテムをあつめ、陳列する。物をあつめ、陳列する。物をあつめ陳列する、、、。この繰り返しです。

はい、かわいい物をあつめて陳列した結果、キュートなハンバーガーショップができました。

スタイリングのお仕事でもテーブルコーディネートでも、かわいいものを集め陳列する。物をあつめ、陳列する。物をあつめ陳列する、、、。この繰り返しです。

はい、かわいい物をあつめて陳列した結果、キュートなメキシカンパーティーができました。

おんなじじゃん!!

「スタイリストをしています」と言うと、「昔からセンスがあった」「昔から料理が好きだった」などなど「昔からトーク」を求められがちなのですが、全く無関係に生きてきました。今やってることは全て30才超えてから好きになったことばかりです。写真も食や住まいのことも。

でもね、最近気づいたんです。「どうぶつの森」に関しては昔からやってるわ、わたし。デジタルの中だけど、かわいいもの集めて陳列するのは好きだったわ、と。

オシャレな空間とか、素敵な食卓とか、かっこいいインテリアとか。なぜやるのか?にいろんな理由があるのだけど、実際一番のモチベーションはただただ楽しいから。これに尽きるのかもしれません。SO WHAT?は存在しない。ただただかき集めてるのが楽しいからやってる。それで良いじゃないですか?

最近、自分の仕事って何のためにやっているのか?これは何の役に立つのか?といったことを考える機会が多かったのですが、正直に言うと「いっさい何の役にも立たなかろうが、その行為自体がただただ楽しいから」が根底にあるのかなと言う気がします。

目的のためにやっているのではなく、この手段が、いやむしろ可愛いをかき集める過程そのものが多幸感に溢れている。

インテリアも、食卓も。興味ない人はやらなくていい。でも可愛いをかき集めるのが好きな人にとっては「うわ!かわいくなっちゃった!」「私が集めたものめっちゃかわいい!」というそのこと自体が楽しいんです。


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