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「ハイヤーセルフ・ジャーニー〜旅で癒されるココロ〜」21 旅のトラブル① 身から出たサビ

旅では思いもかけないことが起きます。


日常生活だったらある程度予測出来て、だいたいその通りになります。(もちろん、日常生活でもまさかはおきますが…)


私はほぼ一人旅なので、否応なしにどうしたらいいか、判断をせまられる。そして決断する。生きてるなぁって実感するんですよね。


ハラハラ、ドキドキ。それが旅の醍醐味かもしれません。


東寺を17時前に出ました。近鉄電車で京都駅へ。スマホの充電が心細かったので、コンビニでチャージすることに。なにせ、初めて充電器を借りることにしたので、それに手間取り…。

もう夕食も食べられないだろうと京都駅に入っている飲食店で夕食を食べて…気づいたら、18時20分。

飛行機は19時50分発。あと1時間30分で飛行機は出発。最低でも20分前には保安検査場を通らないといけない…。

ザーッと音を立てて、青ざめるのがわかりました。JRの快速に乗って、大阪駅まで出て、バスで空港まで行こうと考えていたのですが、絶対間に合わない。

どうしよう?京都から新大阪まで新幹線🚄でだいたい12、13分。新大阪から伊丹空港までタクシーで行こう。


お金高くつくけどしょうがない!そう決めました。(翌日、昼から鹿児島で講座が入っていたので、どうしても帰りたかったので)

こういう時にEXを使っていると便利ですよね。事前予約が出来、スマホで改札を通れるので。

1番早く来た新幹線に乗り、新大阪駅へ。着いたのは19時前でした。

タクシー乗り場へ。伊丹空港までタクシーでどれくらい時間がかかるのか知らないまま乗車しました。

運転手さんに「19時50分発の飛行機に乗りたいんですけど、間に合いますか?」聞いてみました。


「お客さん、そう言われると間に合わせたくなるんですわ。まかせといてください。」

大阪のタクシー運転手さんの男粋。「こっちの道の方が空いてますから。スピード出して事故ったらお客さん、死ぬ時は一緒ですから、こんな素敵な人と本望です。」さすが大阪人、場を和ませることも忘れません。

道も比較的空いていて、飛ばしていただいたおかげで19時20分、伊丹空港に到着。間に合ったー。

運転手さんありがとう!天にも昇る気分でした。搭乗手続きをして、保安検査場を通った。


後は飛行機に乗って…ない、スマホ。えーッ。どこにやった?超焦って。

あっ、搭乗手続きした後にトイレに入った。手に持ってたスマホトイレットペーパーホルダーの上に置いた。


ザーッ、また青ざめる。スマホがないと飛行機を降りた後、家に帰れない、明日からの生活に支障が出る。


検査場を通って、飛行機の出発時間まで後15分。もう一度検査場を出たら、最終便には乗れないことを悟りました。


「トイレにスマホ忘れて来たので、もう一度外に出させてください。」保安検査場の人に言いました。「もう時間が過ぎてるから最終便には乗れないですけど、それでいいですか?」

「はい」泣く泣く保安検査場から外に出て、トイレへ行きました。

スマホ、あったー。よかった!これだけでも幸運🤞なくなっていてもおかしくなかったのだから。

飛行機会社のカウンターへ。「搭乗手続きをして、20分前には保安検査場を通られたのですね。では明日の便に振り替えましょう」「明日1番の便お願いします。」

タクシーの運転手さんが間に合わせてくださったおかげさまで、時間内に検査場を通ることが出来た。そして、朝1番の飛行機に乗れる。

世の中はお陰様だなぁとつくづく思います。まず、あらためるべきは私が時間に余裕を持って行動するということです。(良い子は決してマネをしないでくださいね😉✨)


明朝、飛行機✈️に絶対乗り遅れられない。空港に1番近いホテルに宿泊することにしたのはいうまでもありません。

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