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2023年京都一人旅(Day3:1/7)

Day3は一番好きな神社の日

京都の最終日は毎回ほぼ同じだなと、ふと思う。
朝一番で行く場所は京都の北の守り、上賀茂神社。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)

上賀茂神社とは、正式名称を賀茂別雷神社といい、賀茂別雷大神を御祭神とする神社です。別雷神とは「雷を別けるほどに強い力を持つ神」という意であり、古来より厄除・災難除け・必勝の神として信仰されています。

この上賀茂神社に初めてきたのは2月だったこともあり、
鳥居をくぐったところがとても空気仁淀みが全くなく綺麗に感じた。

上賀茂神社には、立砂があり、斎砂(=イミスナ)の分けていただける。

実は「家や土地」に関わることでのトラブルやそれでの心労で母が体調を崩す日が増えるなど重なることがあり、
斎砂で土地を清めようと思ったのがきっかけだった。
不思議といただくようになってから、トラブルは減り、母も体調が回復したのでありがたいことだ。
お砂で浄めていただき、今年1年も無事過ごせるように頑張ろうと思う。

ちなみに、上賀茂神社の細殿(拝殿)の前には、立砂(たてずな)と呼ばれる円錐状の2つの砂の山がある。神体である神山を模したもので、賀茂別雷大神が降臨したという伝説もあるそうだ。立砂は、鬼門にまく清めの砂の起源とされている。立砂は、「魔を払う力がある」と言われる、人気のパワースポットだそうです。

1月7日で祭事があったため、楼門周りは大渋滞。
片岡橋を渡って片山御子神社に行った時にちょうど御祈祷中だったのでお参りは諦めました。


鳥居をくぐったら馬場殿。習字が飾ってありました。
本当に平和で笑顔が溢れる一年位なってほしいですね。
1月7日だったから祭事があり珍しく神馬と出会えました。
どんなに人が集まろうと写真を撮られようと動じた様子はありません。
影にあるのが立砂です。


祭事のお仕事が済んだあとは神馬社に戻っていました。
にんじんをあげれたので、ちょっと嬉しかったです。


手水舎


本殿の中門。大きい破魔矢もあり、宝船もあります。


宝船


1月7日は七草粥の日。神馬舎の前のスペースで七草と七草粥を希望者はいただけました。


いただいた七草粥。お漬物付きでした。
優しい味で寒い朝だったので嬉しかったです。

そして、この上賀茂神社で必ず寄るのが、上賀茂神社が神代の昔より、守ってきた境内を流れる「神山湧水」で入れたコーヒーをいただけるスタンド。社務所の横の休憩スペースにあります。


神山湧水珈琲|煎


寒てもアイスコーヒーにしてしまう。お菓子とのセットです。

吉野檜の格子に囲われたお休み処もありますが、私はスタンドの横のベンチでいつもいただきます。
時の流れを忘れるぐらいゆっくりと京都の風を感じられる、京都っていいなって思えるひととき。

さて、午前中は上賀茂神社を満喫し、午後はいつもの昼食どころに移動!

半兵衛麩

こちらは「お麸とゆばのお料理」を使った「むし養い」を出してくださるお店。「むし養い」とは京言葉で、お腹の虫を養う軽い食事のこと。
京都に来ると必ず寄らせていただくもう一つのお店は半兵衛麩さん。
五条大橋を渡ってすぐのところに大きいビルがあって、それが半兵衛麸さんのショップになっていたのはびっくりしました。
茶房を含めて大改造中だとか。
でも、京町屋をリノベーションした落ち着いた雰囲気なのは相変わらずでした。


半兵衛麩さんの茶房はこちら
最初に出されるのがこちら。生麩・山椒の生麩・焼き麩など麩づくし!


とろとろの汲み上げ湯葉
お麩を揚げたお菓子
生麩と湯葉のみぞれのお椀
麩の白味噌仕立て(通常はよもぎ麸だけど、お正月用で紅白の結び麩と卯年の卯の字のお麩)
お口がさっぱりするゼリー

むし養いは昼食というよりおやつという意味のはずですが、満腹になる量。
お店の方も丁寧な接客をくださる方ばかり。
お茶もなくなるとすぐに温かいものを目の前入れてくださるし、このお茶も美味しい!
京都だなって思える時間が過ごせる大事なお店。

あとは帰り支度

この段階で14時。
この日は土曜日だったこともあり、すごく混んでいて、どこかに行ったとしても落ち着けないだろうから、ホテルに戻り荷物を整理して駅周辺で過ごした。
新幹線までの時間はお酒好きの友人や先輩に伏見のお酒の小瓶を購入したりして、お茶を飲みながらのんびりして過ごした。

京都で過ごす時間は、私にとってリセットできる時間。
この時間がないと頑張れない私。

今年こそはもう一回年内に来れるように仕事を頑張りたいなって思いました。