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すでに給料の30%を搾取されている社会保険料の話。消費税最大26%とか騒いでるけど…

ツイッターでトレンドワードになっていた消費税最大26%という数字。OECDのいつものアレです。まぁ言ってることは多分、正しいんだろうけど、それをやると全員死んじゃうよねってヤツ。

経済協力開発機構(OECD)が15日公表した対日経済審査報告書は、日本経済の人口減少に対して警鐘を鳴らし、プライマリーバランス(財政の基礎的収支)を黒字化するためには消費税率を最大26%まで引き上げる必要があると指摘した。日銀の金融緩和の継続やジェネリック(後発)医薬品の普及による医療費削減、外国人労働者の拡充なども提唱している。(出典:ロイター通信より一部抜粋

まぁ消費税26%になったら生活できないっていうのもあるんですけど、そもそも、すでに給与の30%は高齢者の社会保障費に使われていますよという話。

ゆきママの住む宮城県の場合、健康保険料は40歳未満だと10.10%・40歳を超えると介護保険料(1.73%)がこれに加わり11.83%になります。厚生年金は全国一律18.30%です。

都道府県別・平成31年度保険料額表

保険料率は上記で確認することができます。上限値がありますから、収入によっては変動しますが、40歳未満なら10.10%+18.30%=28.40%、40歳以上なら11.83%+18.30%=30.13%と、すでに給料の30%近くが高齢者のために使われています。

労使折半だから15%ぐらいの実感というか、額面上も給与明細上もそう表記されますが、企業が半分支払うといっても、それは単なるコストですからね。労働者が全額支払っているといっても過言ではないでしょう。

健康保険料の7割以上は高齢者に使われ、介護保険料・厚生年金保険料は言うまでもなく、ほぼ全てが高齢者に。

ちなみに、企業が全額負担する子ども・子育て拠出金は0.29%となっています。2.9%じゃないよw 0.29%なwww 高齢者に使うお金の1/100ですね。これが超高齢化社会だ!すばら!!!

というわけで、現役世代は消費税に反対するよりも、さっさと年金を廃止して、高齢者の医療費の窓口負担を5割に引き上げて、高齢者にも負担させることを主張した方が良いような気がします。

まぁゆきママは消費税論者ですから、消費税の引き上げには賛成です。使った分だけ、お金のやりとりがある部分に課税するというシンプルかつ皆が公平に負担する仕組みですからね。

っていうか、そもそも消費税引き上げも社会保障費の増加が理由ですからね・・・現役世代、若者はほんと悲惨ですわ。。。

※トップ画像(Shutterstock.com)