新年初ツーリング「大荒れの淡路島②」
さて、強風により淡路島から明石側に脱出できない状況となり、今後の進退について考える。ここでとるべき道は、
①通行可能まで淡路島で過ごす
②瀬戸大橋より本州に渡る
③徳島からフェリーで和歌山に渡る
できれば①が一番よいですが、ホームページで過去の通行禁止解除状況を見てみると、なかなかすぐには解除されていない様子。下手をすると、日を跨いでいることもある。
うかうかしていると鳴門大橋まで通行禁止になるかもしれない。淡路島に閉じ込められることだけは避けたかったため、とりあえず②や③の選択をとることができる徳島へ移動することにします。30〜40分走れば四国へ渡れるし。
しかし、当たり前ですが徳島へ移動するためには、鳴門大橋を渡る必要があります。過去の経験からも、どちらかと言えば明石海峡大橋よりも鳴門大橋での風が強いような。ましてやこの状況で無事に渡れるのか—
悪い予感は的中。制限速度は40kmになっている鳴門大橋に突入すると、常に車体が海の方へ押しながされている。というか、真っ直ぐに進めない。行きたくもないのに隣のレーンに行ってしまう(かろうじて道は空いているため後続車はいない)バイクに長年乗っていますが、ここまで怖い思いをするのはなかなかありません。ただ、ひたすらに思いました。早く橋が終わってくれ—
なんとか渡り終えて、心臓もバクバクで、とにかく早く高速を降りたかったので、鳴門北ICで下道へ。もうこの時点で心が折れてしまって、かなり疲れてしまいました。
トイレ休憩をして道路状況をホームページで確認すると、瀬戸大橋も二輪通行止めに。となれば、もう戻る方法はこれしかないということで、
南海フェリーで本州へ戻ることに。というか、下の地図に記したここに到着する直前の高速道路出口の橋、あそこが一番やばかった。ほんと、冗談抜きに転倒を覚悟しましたよ涙
港に到着したのが、14:20分頃。出発は16:20なので、待合室にて本を読みながら過ごします。もう動きたくない涙
船内のお客さんは約30人ほど。自分と同じように、強風から逃れてきた?であろうライダーさんも数人いました。船内ではのんびり本を読んだり、うたた寝をして過ごします。むしろ好きなのでいいんですけどね、フェリーで過ごす時間。まさか今日乗るとは思っていませんでしたが笑
18:30頃、無事に和歌山港へ到着。帰宅途中に紀の川SAにて食事をとります。そうして無事、帰路についたのが20:30頃。嗚呼、とても疲れました—
結局、18:30頃に明石海峡大橋の通行止めは解除されたようで。ただ、もう一回、あの強風の中、渡る元気はもうありませんでした。のんびりフェリーにも乗れたので良かったかな😅
ただ、本当に強風は危険なので、これまで以上にちゃんと天気予報とかを確認して、向かうようにします。そんなこんなで、新年初ツーリングは、なかなか印象深い思い出となりました。ホント、無事で良かったです。
ゆきまる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?