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伊波杏樹さんソロ曲、5年間の歩み

おこんばんわ🌅
今日はシンプルなタイトルです。

とにかく歌うことが大好きで、「愛と想いやり」を生きる上での信条とし、どこか「ほわほわしていて」物腰が柔らかい。
しかし自らで紡ぎ出す世界観はハードロックのように「刺激的」で、そう思わせておいて今度は「丁寧な情景描写」もしていて、さらにそう見せかけて「自分らしくワチャワチャ」したり。
そして何より、「言葉の持つ力」を誰よりも知っている人。

それが"伊波杏樹さん"という役者であり、アーティスト。


伊波杏樹さんが初めて世に放ったソロ楽曲「コカルテ」「意味ナクナイ?」「もし叶うなら」がリリースされて、今年でなんと5年が経ちます。

……まあ厳密に言えば5年経ったと言えるのは、今よりもっと先の8月12日。
まだ半年もあるんですが、現場が無さすぎて伊波さんが恋しすぎて我慢できませんでした。

ユニット甲子園までにしっかり気持ち高められるのならいいんだろうけど、心はどこかスタミナ切れになってる。
CYaRon!復習するか?スリーズブーケ予習するか?
……いや、まだまだ。
だったら虚無になるくらいなら伊波杏樹さんのこと想っていよう。

相も変わらずマインドは重めですが、虚無になりかけてる心が何とか伊波さんで持ってる、という感じです。はい。
ということなので、今日はただひたすら伊波杏樹さんを語ります。
とにかく「東名阪福ツアー」(ツアータイトル:伊波杏樹 1st LIVE  KILLER MIRROR GIG)に一般の皆様に来て欲しいんです。その想いを込めて熱弁します。


東名阪福ツアー「伊波杏樹 1st LIVE  KILLER MIRROR GIG」、チケット購入リンク⬇
マジでみんな来て。「愛と想いやり」を持参してくればどなたでも。



楽曲の歴史


2018年4月15日
「NamiotO vol.0.5」と銘打って始まった伊波杏樹さんのソロ楽曲シリーズ。第1弾の「NamiotO vol.0.5 ~Cover collection~」を"たうん"内で発売。

  • 赤いスイートピー

  • 愛があれば大丈夫

  • 心の瞳



2019年8月12日
先述の「NamiotO vol.0.5 ~Original collection~」を、"たうん"内で発売。これが伊波杏樹さんソロ名義での「正式な初の楽曲」となります。
今や伊波杏樹さんの代表作でもある「もし叶うなら」は、作詞作曲を多田三洋さんが手掛けています。

  • コカルテ

  • 意味ナクナイ?

  • もし叶うなら

※実質的には2015年の伊波杏樹さん個人名義での「God Shepherd」と「LOVE☆DON!!」が一番最初ですが、これはあくまでメディアミックスの類なので今回は省いています。


2020年12月25日
公式YouTubeで上がったMV「An seule étoile」。伊波杏樹さん、初めての作詞に挑戦。


2021年12月8日
前年発表した「An seule étoile」を含め、伊波杏樹さん作詞の新曲8曲+既発2曲(アレンジ含)を込めたフルアルバム「NamiotO vol.0.5 ~Original collection~「Fly Out!!」」を、自身初となる一般流通版として発売。
そして、伊波さんが"作詞・作曲"した初めての楽曲「また会えるよ。」も収録。

  • 「もし叶うなら」25 years old

  • GOODLUCK, のHANDSIGN

  • Dubbing Water

  • I Copy! You Copy?

  • An seule étoile

  • I bet my life

  • VICTORIA

  • 笑描き唄

  • I promise you…

  • また会えるよ。


2022年12月14日
タイトルの通り再びFC限定盤として、「Mille tendresses ~Welcome to Inamin Town~」をリリース。うち2曲は伊波さんの作詞作曲。そしてもう一曲は、金澤ダイスケさん作詞作曲の"Inamin Town"のテーマソング「街へ出かけよう」。

  • Mille tendresses

  • Fall for you

  • 街へ出かけよう


2023年6月14日
とうとうこの日がやってきた。伊波杏樹、待望の1stシングル「Killer Bee」リリース。
フラゲ日となった6月13日、オリコンデイリーシングルチャート9位という快挙をいきなり達成。

  • Killer Bee

  • 愛したい毎日

  • Discover


2023年11月1日
2020年の「cartes Á jouer」と2023年の「Re merveilleux VOYAGE」と"ツアーが開催される度"に披露され、それ以来配信もなかった幻の曲『Raise The Ace!』。
あいつーんじゅ iTunes他サブスク配信限定でのシングルです。
ラップパートが公演箇所により異なってるのもライブ曲ならではで、現在のところ名古屋・大阪・有楽町の3パターンあります。

  • Raise The Ace!


振り返ってみると、オリジナルの持ち歌だけでも20曲あります。
その1つ1つの個性がとにかく多彩で、伊波杏樹さんの表現力の幅を痛烈に感じざるを得ません。
それこそ言葉にするなら、「役とともに歩んだ経験のすべてを詰め込んだ」のが伊波杏樹さんの楽曲、とも言えるでしょう。



①今や代表作級!超絶カッコいい曲


つぎに、上述した曲たちの一部を大まかにタイプ分けしてご紹介。

ソロ楽曲シリーズの中でも、"普段の役でなかなか見せることのない"領域なのが「カッコイイ系の曲」です。
まずはこの動画をご覧いただきましょう。⬇



見よ。これが伊波杏樹の真の姿だ。


実質的な第1作から、強烈なメッセージ性を感じる。
伊波さんが常日頃から「色」で人の感情を表現している意味、そして脳裏に強く訴えかける「死生観」。
これらをボディーブローの如く、聴く者皆に浴びせていく。
これが「コカルテ」。

SNS全盛期の昨今では、ただ真っ直ぐ生きているだけでも石が飛んでくる、毒を浴びせる、全く持って正直者が生きづらい世の中になっている。
これを伊波さんは「青い言葉 / 赤い言葉」と表現している。
実際、伊波さんが役として生きてきた過程でも、青色(毒→気持ちを萎縮させる言葉)や赤色(流血→暴言)で散々汚されてきた過去がある。
それでも、「愛と想いやり」は絶対に揺るがないものとして、散々な世界で逞しく生きる覚悟を決める。



――――――というのがコカルテに込められた想い。なんだと考えてます。
これが処女作だなんてあまりに尖りすぎてる。そう感じた方、大正解。
これほど"尖ってる本音"を個人活動でぶつけていくのが、伊波さんのロックな生き様なんです。



燃え上がる"戦う覚悟"。


直近のライブイベントでも披露回数の多い「VICTORIA」。"舞台女優・伊波杏樹"の勇姿を継続的に見届けている方も多い中で、これはぶっ刺さった方も多いことでしょう。

「飛び出せ!」「蹴飛ばせ!」「負ける気しないわ」と勝気なセリフを多用しているこの曲、"殺陣"のシーンが思い浮かぶんです。
"役に一番寄り添える存在でありたい"と強く願う伊波さんだからこその「戦う彼女らに向けた熱いメッセージ」。
これがもし鎮魂歌になろうとも、最後まで剣や拳を握りしめ続けた"役たち"への熱い気持ちであることに変わりはありません。


――――――そんな「VICTORIA」はコカルテで示した「赤色」とはまた違う、「役たちの熱き血潮に最大限の賛辞を示す」赤色の曲だと考えます。
実際、ステージもライトは赤色ビッカビカやったもんね。



新しい船出の時も、お約束のカッコよさ。


今年の東名阪福ツアーで初お披露目が決まっている「Killer Bee」。
上述2曲とはこれまた違うカッコよさ。勝気すら通り越して「大人の女性としての余裕」を見せつける。

  • "あざとく存在証明を"

  • "鳴り止まぬ音こそ最高のfeast"


強気にも程があるこの歌詞を引っ提げてアーティストデビューという、誰にも真似出来ない瞬間。
コカルテで明け透けに傷ついてきたことを語ったその4年後、どんな青い言葉や赤い言葉にも負けない「最強の自分の存在証明」を示した。

この3曲の共通点。
Inamin Townに入って伊波さんの楽曲に触れてきてこなければ"100%驚いてしまう"、がなり声。それが入っていること。
ヘブバンの逢川めぐみの「おい、タマぁ!!」を想像してもらえればわかりやすいかも。

「強気」だとか「熱い気持ち」だとか「泥臭い本音」だとか、はたまた「ヤンキーっぽく」だとか。そのド直球の気持ちの乗せ方のテクニックとして、ここぞと言う時に響かせる「本気のがなり声」。


―――――― 伊波杏樹さんの咆哮。是非聴きにきてくれ。



②伊波杏樹の真骨頂。表現力に満ちた曲



一本の映画を見ているよう。表現力の極致。


かねてから「表現力の鬼」と評されている伊波さん。ソロ曲の中でも、屈指の表現力を魅せる曲のひとつに「Dubbing Water」があります。

曲調はちょっとおセンチな90年代のバラード風味。
文通相手のことを想い続け、ひとり佇む砂浜の上。
歌詞内に登場する"彼"の些細な心情の揺れ動きまで、緻密に描かれています。
その繊細な歌詞を、伊波さんは"アンニュイさ"や"主人公が抱く自分への恨めしさ"など、「心の叫び」の如く歌い上げます。


―――――― 数ある曲の中でも、「屈指の表現力」を見せていくDubbing Water。ある意味"役者として見える景色"が色濃く反映されている曲であると考えます。



伊波さんが挑んだ「新しい領域」。
それは、淡く儚い淑女の心の表現。


この曲も"待ち人"がテーマとなっていますが、こちらは「大人の女性の恋心」を克明に描いたナンバー。
こちらの曲調は「2000年代の月9ドラマのテーマ」のようなしっとり系。

いつか。手を広げ ぎゅっとして迎えに来て
「夢には続きがある」と 教えてくれるかな
雪が降るこの場所で もう一度貴方に会いたいから

Fall for you / 伊波杏樹 作詞:伊波杏樹


「貴方」のことを待ち焦がれる抑えきれない感情を、透き通った歌声で表現していく伊波さん。
恋の味は遠い昔にある中で、あの頃抱いた感情が凍てつく雪夜に再燃する。

透明感のある声といえば「ファルセット」を多用するかと思いきや、しっかりと地声で"透明感のある歌声"。
この絶妙な間に強いこだわりを抱いて伊波さんは歌ったとされています。


―――――― この絶妙な域でしか表現し得ない、「遠い昔に冷めてしまった自分の心の中で燻る"貴方"への想い」。
最後は2人が待ち受ける将来を、雪の翌朝の朝日のように明るく照らすところまで、ストーリー性たっぷりに描くナンバーです。


③会場との一体感!ブチアゲできる曲



めんどくせー! やってらんねー!
そんな時は寿司だ寿司だ寿司だーー!!


ナミオトのオリジナルコレクションの中の1曲で、まさかの電波曲。「意味ナクナイ?
ライブでも屈指のブチアゲ曲で、客席にいるいな民全員で「ない!!」を叫ぶのがとにかく楽しい曲です。
可愛らしくて甘々な声に乗せて、まるで駄々をこねるように、ポップに愚痴をこぼすように歌う伊波さん。
中毒性がとにかく高い。

そして、サビの「もう寿司を食べてたい!」の破壊力が抜群。
……は?なんで?なんで寿司?

……そんなの関係ねぇ!!
寿司食えりゃなんでもええ!!


それがきっかけなのか、Inamin Townの生配信「ぽしゅら」では🍣の絵文字が「スキ」「いいね」の代わりに大量投下されるのがお約束になっています。


―――――― 伊波さんが歌う「ない!」に合わせて自分の腕をクロスして「ない!」を表現することで、会場の一体感は抜群。もしツアーで「意味ナクナイ?」が披露されるなら是非ともコーレスやりましょう。
実際、初めて伊波さんのライブイベントに参加する人に向けては、「この曲だけは予習しといて!」と満を持してこの曲を推させていただきました。



いつか叶えたい「フェス」という夢の先で。


「Killer Bee」とともに収録されている、これまた異色の曲「Discover」。

伊波杏樹さんが直近で目標として掲げている「野外フェスに出る」という夢。
この夢をハッキリと描いたような曲が「Discover」であるならば、伊波さんは……

フェスに出てDiscover歌ってさ、夕日が差し込む中でみんなで肩組んで一緒に歌ってるところ見たいもん。

……と語るほどに、この曲をフェスで歌うことを事細かに夢に描いていました。

ラップが好きだと語る伊波さんは、満を持してこの曲を作曲して「レゲエ」として作り上げます。
伊波さんが書いたリリックには、「聞こえてなかったと言わせてやろう」「結局バカやっても節度は守れ」など、伊波さんの"生きていく上での持論"がふんだんに詰め込まれています。それがまあ深い。


―――――― いつかこの曲が野外フェスで聞ける日を願って、肩組んでみんなで歌う練習はしておきたいですね。
悪いことでも過度に深刻に捉えずにユルっとした感じで構える。辛い時でも楽しい時でも心に響く、伊波杏樹さんの人生哲学です。



もうここまで来たら楽しむだけだ


今年も"GORILLA"に伊波杏樹さんがやってくる。


今回は一部だけでしたが、伊波さんの曲を魅力たっぷりにご紹介しました。
あいつーんじゅ iTunesやYouTubeなど、サブスクでも全曲公開されてるので、予習はとてもしやすいです。
チケットの一般発売も初の試みとして挑む今回の「伊波杏樹 1st LIVE KILLER MIRROR GIG」。我々"いな民"としても、皆さんのお越しを心よりお待ちしています。


もうここまできたら楽しんだ者勝ち。
さあ、伊波杏樹さんの表現の世界へ
ようこそ!!!!!



☆チケット購入はイープラス、チケットぴあなどから!!!⬇
先着順!!お早めに!!!


2024年3月5日
中井みこと

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