見出し画像

30. 試合日記(12月第2週)

16日(日)
朝、9時半から朝ごはん。
その後ミーティングがあり、試合のロースター発表が監督の口から行われた。順番に番号が呼ばれていく中、なかなか自分の番号は出てこない。今回もダメなのかと思ったその時、一番最後のプレイヤーとして14番が呼ばれた。
試合に出れる!!よし!!

今日はエキシビションゲームだから、5セットベンチに入れる。出番はかなり少ないだろうな。各ピリオド多くて3回だろう。そこで結果を残さなければいけない。この舞台は自分で掴み取ることができた。あとはここで結果を残すだけ。
前回のゴールもエキシビションだったから、今回も入れられるんじゃないかな?笑
頑張ろう!ゴールする!!シュート打とう!
Tenacity, consistency, shoot the puck!

試合終わり!7対3で勝利。自分は0ポイント。
シフトは3回のみ。
1,2回目のシフトは良い動きができた。2シフト目で、キーパーとの1対1になりかけたが、DFが追いついてきてたので、ストップして切り替えしてからシュートを打とうとした。しかし、結局その時に相手にはじかれシュートを打てず終わった。この場面は、無理やりでもゴールに向かってドライブするべきだった。最大のチャンスを無駄にした。

ベンチに戻ってきた後、コーチからも案の定そのことを言われた。「そこが優希に足りないheavinessの部分。勝負してシュートまで行け」とのこと。

あーもうなんであそこ打たなかったんだろう!!悔しい!!

結局、その後2ピリは出番なし。そして、唯一もらった3ピリの出番で、失点。マイナス1。

また、印象が悪いまま終わってしまった。本当に、「ダメ」だったな。パックに触ったのは、そのシュートチャンス1回だけだった。結局、前期の締めくくりとして良い印象を残すことはできなかった。

試合の後、チームは解散、一度大学に帰る人もいれば、この場から直接帰路に就く選手もいる。僕はというと、このオフ期間は大変ありがたいことに、デトロイトにお住いの日本人の方の家に、お世話になることになった。

今日、その方とも話していたけど、「練習」と「試合」はやっぱり違う。全くの別物。自分は、練習量で言ったら明らかにチームメイトより多くやってる。そして、練習での評価はとにかく高い。ただ、「だから試合に出す」とか、「試合で活躍できる」というのは全く別物。全然練習してない選手でも、試合でバリバリ活躍してる。

前にも書いたけど、今の自分は、「試合」で結果を出せるようにならないといけない。一見、当たり前なことを言ってるようだけど、本当にこれが難しい。このままじゃ、いつまでたっても活躍できない。ずっと5セット目どまり。どうにかして、この課題を解決しないと、まじで大学生活あっという間に終わる。もちろん、努力する・練習するということは絶対に大切ではあるんだけど、今の問題はそういう次元じゃない気がする。「そういっているうちはまだまだ努力が足りないんだ」と思われる方もいると思う。もちろんそう。ただ、自分としては、今はそことは別の視点で考えてみたい。「単純に、実力不足」の一言だけでは片づけたくない。

「試合の為の練習」という言葉があるけれど、果たして本当にそうなのだろうか。だって、練習と試合って全然違うもん。だからと言って、「じゃあ試合の為には何すればいいの?」と自分に問いをたてても、答えはやっぱりまだ分からない。

とにかく、これからは練習と試合というものは異なるものだという事をもう一度意識してみよう。今度、少し図にしてみようかな。そして、なんとか自分の解を見つけよう。きっと、この問題に悩んでる人は他にもいる。

苦しいけど、ここ乗り切ろう。このまま終わるのだけは嫌だ。

いやー久々に悩んでる。笑
人からしたら、考えすぎって思う人もいるだろうなあ。
でも、これが自分のやり方。今までも、ずっといろんなことを考えてきたんだから。今までの経験上、こういう時はいろんなところにいろんな形でヒントが転がってた。それに気付こう。まずはそれを見つけられるように!


とりあえず、クリスマスオフ突入ということで。
何とか後期、少しでも良い方向に持っていけるように頭使ってみます。
前期の温かい応援本当にありがとうございました!
メリークリスマス!

三浦優希


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?