アネゴ肌フィルター
〈最も欲望の少ない者が最も豊かな者である〉~ローマの喜劇作家 ププリウス
「40代が近づいて母が言わなくなったんで」
それで自分が気になって?
「それはそうですよね、言われなくなったなって」
ご両親とは仲良しさんなのですか?
「そうですね、一緒に住んでるので。普段はすれ違いでご飯置いてあって、休みには一緒に食べる時もあります。」
小さい頃はどうだったでしょうか?
「結構仲が良いほうだと思います。姉と母と3人でよく話してました。父は無口ですね。」
明るくはきはきして元気ですね。いつもお友達から頼られたりしてる?
「そうですね、何でも決めたりするのは自分ですね。出かける時も食べに行くお店も、行先も結構決めてる。そのほうが楽しい」
そうなんですね!アネゴ肌タイプですか?
「よく言われる、自分もそうだと思ってるので」
で誰かに甘えたりすることはあるのかな?
「う~ん、あまり記憶にないです」
今までお付き合いはありそうだけど、
「学生時代と社会人でふたり、でも何となく嫌になって」
え、どうしてそう思ってしまったのかな?
「たぶん、ほかに女性がいる気がして・・・ひとりめは確実にいました」
それで、お別れしたのですか?
「もう別れようって先に私から言っちゃいました。それで」
聞き分けの良い女性だと思われてしまうんじゃないのかな。
「そうですね、いつも私が決めて動いていたから」
相手の気持ちを察していつも思いやりを尽くしてきたのですね。
「そう思ってはないです、でもそうなのかな」
結婚相手を・・と思ってここに来てくれたのなら・・今日からは、この場だけでいいので少しだけ行動に一呼吸をいれませんか?例えば、
自分から何でも先に動くのを少し緩めてみる。
今までのあなたを知る人はここにいないので。
「ちょっとやってみようかな」
そしていままであなたが周りからたくさん受けていた言葉を相手に贈る
それは
”ありがとう”の言葉です。
つづく
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