アネゴ肌フィルター その2
彼女はとある眼鏡屋さんの店長さん
店の社員さんやバイトの方々を仕切る頑張り屋さん。
出会う時間も環境も中々広がらなかった。
一緒に一歩ずつ近づいて行きましょう。
出会いに、あと素の自分に。
最初は中々お見合いが決まらなかった。
持参してくださったお写真は綺麗に見えても笑顔がなく、、
2か月終わる頃に
お写真はぜひ柔らかさをプラスしたいので変えて頂きたいことを伝えた。
そしておススメの写真スタジオでお洋服の色を明るく笑顔でそしてパールはおススメですよ!とあれこれお話して、、
とっても柔らかなお写真が上がりました。
40代後半や50代もお申込みが来てちょっとうーんと言いながら、
同年代や40代、そして・・
36歳の年収も年齢もちょっと下の男性のお申し込みを受けました。
お相手の担当に伺うととっても優しい3兄弟の末っ子さん。
プロフにお互い書いてなかったのですが、学生時代にやっていた部活の剣道が重なったことも良かったのかじわじわと親しくなっていきました。
彼女曰く「でもちょっと足りない」
あまり細かくやり取りもしない、反応が薄め、
でも会うと楽で楽しい。
ちょっと足りない、不器用な男性は、、、
ほかの女性にも不器用だからこの先の不安は少ないですよ。
「ちょっと強引さが足りないけど、優しくなれるんです。」
店長さんで頑張っているのだから日常が忙しい中で刺激的な男性より安心出来てほっとできるっていいですね!
頑張ってしまう彼女がアネゴ肌フィルターを外してふっと穏やかに楽でいれる人。
「でもこの前お店を予約してくれたんです」
え?何も言わなくても?
「行きたかった店があるんで行きましょうって」
”ちょっと足りない”から加点で見れると自分も気持ちが穏やかですね。
そして入会から1年過ぎる前に二人で旅立っていきました。
こんなかわいいお菓子を置いて。
おわり
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