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花と恋のような話①

25、6歳のころ
恋にも疎く
色気もなく
お酒ものめない
三重苦の病をこじらせていた時期があったのですが
(正確には不治の病でいまだ完治してません)

そんなある日、友人の紹介で
とあるbarに通っていた時期がありました。

そのときに出会った
素敵な老紳士との恋のような話を
してみたいと思います。

一杯お酒をのんで
ボーッとしていたら
目の前に
一輪のバラが添えられた
細身のグラスを差し出され

「あちらのお客様からです」

と、バーテンダーさんに
言われ、はたと振り向くと
若い頃はさぞやさぞや
という風の白髪のおじさまが
こちらをみて微笑まれていまして。

「こんなドラマみたいな事あるんだ」

と思い、目の前にあるグラスを見つめて
バラの刺さったグラスと
おじさまを見交わしては
戸惑っていました。

どういうこと?
普通ここはカクテルじゃないの?
これお酒なの?

混乱しつつも
恥をかかせては
大和撫子の名折れ。

なるほど、
バラはきっと添え物で
水を浄化するのか
と思いおもむろにバラをとって
グラスの水を飲み干し

「ごちそうさまでした!」

と微笑み返した。

すると先程まで余裕の含んだ笑みで
こちらをみていた紳士が
未知の生物を見るような視線で
こちらを見ておられ
その後話しかけられることもなく
不思議な時間をすごした。

口の悪い友人に
事の顛末を話すと

「当たり前やろ。
若いお姉ちゃん口説こおもて
花をプレゼントしたら
バラを抜き取って
花瓶の水を飲み干して

「ごちそうさまでした!」

っいわれて
お前はどこの奇抜なフードファイターやねん。」

と返された。

はっはーん。
そういうことやな。

なるほど。

わからん。


恋愛偏差値3とかのわたしに
オシャレな口説きかたしないでほしい。

「あんたバラの花束もろたら

ちょうどお腹すいててん!
ありがとう!!

とか言ってむしりとって花食べたりせぇへんなろな?」

と震えながら友人に聞かれた。

大丈夫。
そんなことしてくれる人がいたらお腹より胸がいっぱいで何もいらないから❤

というわけで恋、と花、にちなんで
バレンタインに向けて花型の巾着袋などいかがでしょうか❤


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なかなかないデザインですし
使い勝手もよく
お菓子を添えて贈られたら
きっとよろこんでいただけるのではないでしょうか。

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