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サッカーボールは通信手段

人間の身体=物質

時間と空間が存在する世界では、物質を作るのは思想・言語です。ボール=物質=素粒子と例えることができます。

なので、サッカーはボールという物質を介して通信をするスポーツと言えると思います。



 
一つのパス、その他動作にはその人のその時の意識(思考)が込められている


ボールを出す側もそうですが、ボールを受け取る側の受信力・感度・無意識のレベルによって、その動作に込められた思考の伝わり方が異なることもあれば、そのまま伝わることもあります。


オフザホールでの動き出しにも思考は込められています。FWをやってきて、最近特に考えてきたのが、味方にどうやったら認知をされるか。

味方(ボール保持者)に認知される空間とタイミングが人によって様々ではありますが、ボールを受けるための適切な空間とタイミングを味方に知らせるために、味方の無意識に呼びかけて意識させることは可能だと思っています。


なので、動き出すタイミングや空間というのは、味方の特性によって変えいき、基本的にはボール保持者に合わせるといった作業をベースに動いていきます。


その中で、 近い距離を認知するのが苦手な人もいれば、遠い距離を認知する人が苦手な人もいます。


右利き、左利きによっても認知できる領域は異りますし、認知できる領域は人によって本当に様々です。


これらの情報を把握した上で上記の方法を繰り返し行い、味方(ボール保持者)の認知領域を確認したり、それを広げていくことができると思います。



それを繰り返しているうちに、味方との無意識レベルでの繋がりが強くなり、思考時間の短い(または思考していない)流れるような連携が可能になる。これをシンクロニシティと私は呼びます。


サッカーにおいては、自分の無意識レベルを上げる・広げることで受信力と発信力を高めること、インプットとアウトプットの同時進行とその変換スピードが求められます。



起こった現象(無意識にやったこと)に意識を向け続けて、そこに対して仮説検証のアプローチをし続けていくことにより、言語化能力や分析力が向上、それにより反復可能な(パターン化された)様々な技術力が向上し、さらには人間関係が濃厚なものとなり、周りとの無意識レベルでの繋がりが強くなると感じています。

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みんなが協力しあって生きていける社会へ。愛と共感力で、豊かな世界を創っていきたい。サッカーが私にもたらしてくれた恩恵を、今度は世界に還元していきたいです。