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旅はトラブルがつきもの

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一人世界半周バックパッカー時代のおもしろ悲しいトラブルエッセー
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旅したのか行ったのか

ひとつ年を重ねて新生ゆきんこになった1日目。 昨日、仕事帰りに 「誕生日なんだよね~」 と誕生日アピールしたら、 「お!じゃ、飲みにいきますか!」 と急なのに4人も集まり、わいわいがやがや。お店の人にもアピールしたらドリンクサービスしてくれてとてもいい日であった。 「まあ、年とったからって、何も変わらないよね~」 なんて言っていたが、早速変化あり。 昨日までは大体、4時半~5時の間に起きていたのだが、昨日、飲んで寝たのがいつもより1時間遅かったのに、1時間早く起きた

持続可能な休暇先トップ10のひとつに行く

好きな旅サイトはいくつかあるが、なかなか面白いニュースをぶっこんでくるなと思っているのがThe National NewsのTravel 2024年バージョンは見つからないが、2023年の持続可能な休暇先トップ10はとっても気になった。 ちなみにいったことがあるのは・・・ オーストラリア ニューサウスウェールズ州 ヨーテボリと西スウェーデン 米国ニューメキシコ州 の3地域。 あと7地域、パレスチナ以外は一人で行けそうな気がする!ということで、今年早速ひとつ行く予定・・・

英国風のチーズトーストはじゅわじゅわだった

浅草に行ったらここのトーストを食べたいと思っていたペリカンカフェ。 開店と同時に相当並ぶということで、張り切ってオープンの9時前に到着。運よくすぐに入れた。 パンといっても実にさまざまな種類があり、ハム目玉焼きトースト、ハムカツサンド、オムレツサンド、フルーツサンドなどなど。 あれもこれも食べたい人なので、朝っぱらからわざわざ朝食を食べに浅草に付き合ってくれそうな友人に声をかけまくり、なんだかんだと4人になった。 さすがに老舗のパン屋さんだけあってどれもこれも美味。は

かごバッグの20年後

かれこれ10年ぐらいは経過しただろうか。覚えていないくらい久しぶりに浅草にいった。 クドカン狂いの20代。タイガー&ドラゴンの撮影をみたいと浅草に通いつめ、ドラマをみているうちに落語にはまり、浅草演芸ホールに通っていたころが懐かしい。 仲見世通りには人形焼きやせんべいを焼く匂いがどこからともなく漂い、食欲をそそったものだ。うなぎ食べたいけど、高いな~なんていいながら老舗風の店を通り過ぎもした。 そんな懐かしい浅草が消えた。外国人観光客でごったがえしている浅草は、天丼のて

地盤沈下であんかけ焼きそば逃す

昔、テレビでみて虜になった町中華やさん。 総武線の浅草橋駅すぐのところにあるのだが、まあ、なかなかいかない、通過しない場所なので行く機会がない。 おいしくて安くて好きは好きなのだが、わざわざ電車賃かけてまで行くほどのファンでもない。 ということで、もうかれこれ5,6年は行ってなかった。 たまたま蔵前で取材があり、ちょっと気になっていたお茶屋さんに立ち寄りお茶を購入して、さてどうするかな?とグーグルマップとにらめっこして見つけた浅草橋の「水新菜館」。 歩いていけるじゃな

コートはひざかけ、ポケット多め

1月2日のJAL機と海上保安庁の航空機の衝突事故。あの炎上での全員脱出はほんとに奇跡だと思う。 あの事故以降、初めて飛行機(JAL機)に乗った。 ちょっと見渡した限り、安全のしおりを見てたり、客室乗務員に目を向けている人が多い気がする。 全員が脱出できた一つの要因として、荷物を取り出さず、客室乗務員の指示に従って落ち着いて脱出したことがあげられている。 ただこの時期、ダウンジャケットやロングコートなどのかさばる上着は頭上の荷物入れに収納する人も多いだろう。着の身着のまま

日常の脱リュック

東海道新幹線の予約が取れない。いや、厳密にいえば富士山がばっちりみられるE席がとれない。 出発ギリギリになると御覧の有様である。 年末年始、のぞみは全席指定席になるようだが、とれるのだろうか。乗る予定はないがとても心配になるくらいの混雑状況だ。 インバウンド向けのJR乗り放題のJAPAN RAIL PASSのせいだろうか。このPASS7日間乗り放題で普通車大人5万円とかで格安すぎるので廃止してもらいたい。日本人向けにPASSを売ってもらいたいくらいである。 と思ってい

モモの記憶

”モモ”なんて書くと、犬か猫といったペット、いやいや最近はモモちゃんなんてかわいい名前の子供もいるかもしれない。 今日のモモは人やペットではない、蒸し餃子のモモ。 広尾に進化系ネパール餃子モモとワインのペアリングが楽しめる店がオープンし、友人がクラファンの権利があるとのことでお邪魔させていただいた。 モモとは、ネパールやチベットで食べられる小籠包のような肉まんのこと。台湾の小籠包の違いは肉汁が少ないことと、つけダレがトマトベースのとろとろソースといったところか。 メジ

20年前のアジアン首巻ブームの発掘

海外旅行にいく目的は、世界遺産の絶景をみたり、海外ならではのグルメを食べたり、友人に会ったりと人それぞれ。 今は超円安で海外から友人がくるたびに 「なにこれ!なにこれ!安い~!」 と狂喜乱舞して、買い物をしまくっているのをみると、 「あ~ひと昔前のわたしもそうでしたわ」 となにか、暗い気持ちになっている。 当時は、実家の秋田に帰るよりもニューヨークにいく航空券のほうが安いなんていうめちゃくちゃな格安航空券があり、アジアにいけば100円で泊まれる宿があり、1000円もあ

紅葉の色づきがまあまあのときは影を楽しむ

宇治川沿いにある興聖寺は、大人気の平等院鳳凰堂と宇治川をはさんで反対側にあること、宇治駅から少し歩かねばならないことなどからいつもさほど混雑せず、ゆっくり紅葉を楽しめるスポット。 山門へと続くゆる~い坂道は琴坂と呼ばれ、赤く染まったカエデのトンネルが楽しめるはずなのだが・・・ あれ?ちょいと早い? 一部真っ赤に色づいているところはあるものの、トンネルとまではいかない。しかも、少し茶色が混ざっている赤。もしかもう盛りはすぎた? 紅葉の手水舎 枯れている・・・ 今年の紅

子どもが泣きだすアンパンマン変面

20年くらい前に上海に行ったときに初めてみた変面ショー。 最近は長崎のランタンフェスティバルやなぜかイオンタウンでも見られたりするので、見たことがある人もいるかも。 一応動画で↓ 変面の名のとおり、次々と面を早変わりさせる中国の伝統劇である。 最初にみたときは、ちょっと後ろを振り向いては面が変わり、大きな袖で顔を隠し、さっと腕をさげると面が変わり、手のひらで顔を覆っては面が変わりとあまりの早変わりに感動したものだ。 最後は花火の乱れ打ちのように、振りむくたびに面が変

1kg440円

飛行機を降りたら、すぐに出たい 旅行中の荷物を極力少なくしたい という理由により、国内線で荷物を預けることはほぼない。 しかし、唯一預けるのが帰省から帰るとき。 近所の農家さんが規格外になった野菜を捨てる現場に出くわしてはもらってくるので、必然的に大荷物になる。 今回もブロッコリー、ネギ、白菜、キャベツ、暖冬だったせいかまだまだ採れていたピーマンやナスまでスーツケースにたっぷりいれた。 せいぜい10kgくらいだろうな~なんて、思いながら並んでいると 「え?4400円

まつ毛もタオルも凍るノルウェーのアフターサウナ

トルコのハマムおばちゃんの次に思い出したのが、ノルウェーでのサウナ体験。 沢木耕太郎氏の深夜特急にかなり刺激をうけてのバックパッカーだったので、女一人旅にも関わらず、人の親切は、基本ありがたく頂戴するというスタンスで旅をした結果、いたるところで知り会いができ、住所の交換をした。 社交辞令という言葉はわが辞書にはないので(←誰かがいっていたのを気に入って使いまくっている)、いただいた住所を大切に保管し、本当にその家族がいる国にいくときは連絡し、よくお世話になったものだ。当時

トルコのハマムはジャイアント馬場パンツで

サウナで”ととのう”体験をしてしまったがためにこの酷暑の中、サウナを求めてスーパー銭湯に通う日々が続いている。 今日も、ととのうぞ~とサウナでたっぷり汗をかき、水風呂でキンキンに体を冷やした後、寝湯にごろんとなりととのう。ちなみに寝湯であおむけにねるときに、どこぞやの温泉でもらったタオルをかけるのだが、人様が体にかけているのをみて、うす~くいろんなものが見えて、いわゆるちらりズムとでもいうのかなんだかエロイ。 それに気づいてからというもの厚手のタオルをかけるようにしている。