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#僕のハンドメイドストーリー

僕は、どうやら何かに迷っているとき、「ハンドメイド」をするようです。



本当は小説を書きたいけどそんな体力も精神的余裕もない。2018年度はそんな1年でした。
その1年間、僕は「ハンドメイド」の真似事をしました。
プロの方がやっている「ハンドメイド」というのはオリジナリティがあるクリエイティブなことだと思いますが、その真似事というのはつまり、材料も設計図も付いているようなキットを買ってきたり、初心者向けの本を買ってきてその通りにこなすということです。


迷っているときは「ハンドメイド」。
どうやらこの傾向は僕の兄にも姉にもあるようです。兄も姉も僕と同じように人生についてぐるぐると悩んで沈み込んでいくことが多いのですが……そんな時は彼らも同じようにもくもくと何かを作っていました。羊毛フェルト、巨大なあみぐるみ……。
血の繋がりというのは面白いですね。


ハンドメイドには精神を癒す力がある気がします。


放っておくとネガティブな感情が埋め尽くしてしまいそうな時、目の前の単純作業に集中して延々と繰り返していると、頭の中はそのことでいっぱいになり、ちょっと楽になります。
難しく考えなくても、ちょっとずつ進むことができる。ちょっとずつちょっとずつ、一歩ずつ一歩ずつ。
そうしていつか達成感を得ることができる。

「創った」訳ではなくても、「作った」と感じることができて、僕の創作意欲は満たされ、充実した日々を送ることができました。



つまみ細工で作った髪留め

つまみ細工のキーホルダー2つ

あみぐるみのひよこ

あみぐるみのにわとり



2019年度に入る頃から、小説を書く余裕が出てきたので、僕はそれに集中しようと思いました。
でも、ハンドメイド作家の方々のことは今でも応援しています。







ちなみに妻はハンドメイドのものを見るのが大好きで、自分自身もお裁縫大好き。
去年の夏は僕に甚平を作ってくれました。
最近自分用のセーターを編み上げ、「これでベビー用品に取り掛かれる!」と意気込んでいます。


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