LTのコツ 話す時編

前置き

エンジニア向けのLT勉強会を開催する事になったので改めてLTのコツをまとめたいと思います。
あくまでもLTで私が気をつけていることなので全ての場面に当てはまる訳ではありません。

1.気をそらす要素を作らない

皆さん映画館を想像してみてください。
視界には大きなスクリーン、
暗くそれ以外の物は目に入らず
大きく迫力のあるスピーカーからはその映画の音だけが流れてくる。

その状態だと映画に集中していますが突然誰かの携帯の画面が光ったらどうでしょうか?
LINEのチャット音が鳴ったら?
これまで集中してみていた映画から意識が逸れてその音や光に意識が向くと思います。

LTも同じです。
聞き手の意識が逸れるタイミングは
「リズムが狂った時」です。
例えば
・「前のこのスライドで〜」とスライドを戻した時
・話し手が想定外のトラブルで焦った時(映らない等)
・通知など関係無いものが映りこんだ時 
聞き手の集中を乱す要素は話してる時に極限まで排除するべきです。

対応策
・通知を全て切る
・スライドは戻さず作る時に複製する
(10ページ目を話して次に3ページ目のスライドをもう一度見せたいなら3ページ目のスライドを複製して11ページ目に用意しておく)
・事前にテックチェックしておき、端子の具合を確認する
・話の流れを途切れさせない
・ポインターでスライド送りする
(パソコンでスライドを操作しない)

2.ライブ感

聞き手と話し手の一体感の事です。
LT話した後に資料配布する事が多い中で
「これなら資料見るだけでよかったや・・・」
と聞き手に思われたら人前で「話す」意味が無くなります。

アイドルのライブと同じでYouTubeでも聞ける、音源買えば聞けるコンテンツに対して時間と金をかけて目の前に聞きに来てくれた人には直接聞いた意味を感じてもらえる時間にする事が大切です

対応策
・聞き手に質問を投げる
・聞き手の理解ペースに合わせて話す
・前後のLTの話題に触れる
・必ず聞き手の方を見て話す
(スライドを見ながら話さない)

3.動揺しない

話し手の感情は仕草に出ると言葉以上に相手に伝わります。
これは落語家の桂三四郎さんの受け売りですが「演者の動揺はお客さんに伝わる。動揺してるとお客さんは笑ってくれない」
とあります。

想定外のトラブルや噛んでしまったり、話す内容が飛んでしまう等で焦る時はあると思います。
しかしそこで動揺してアタフタしては相手にそれが伝わり、集中が途切れてしまいます。

対応策
・大きな声で話す
・適度に間を取る
・パソコンの前に立って話す
・背筋を伸ばす
・聞き手の目を左から右へゆっくり見ながら話す
(会場を見渡すイメージ)

今後の予定

・構成編
・スライド作り編
・ツール編
この辺りを書いていきます

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