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切り抜きせなまちラジオ#5~絵を描く動機は承認欲求~

はじめに

これはSenaさんとたねんぼさんとの対談を切り抜いたもの#2です。前回はこちらからどうぞ。この回だけ単独で読んでも楽しめると思います。

ざっくりと文脈を切り取ったものなので詳細は元動画のほうからどうぞ


絵を描き始めたきっかけ

たね―これは王道的質問ですね
Sena―絵描きにはだいたいする質問
たね―わたしはでも小さいころ保育園の時から絵を描いていてその延長線上みたいなもんですけどね
Sena―うんうん。
たね―小学校の図画工作で描いた絵とかもほぼ今の絵をへたくそにした感じのやつなんですよね。昔から人物と背景はセットで描いてた
雪町―ぶれない人生、、、!
たね―ぶれないっていうか(笑)、まあなので描き始めたこれっていうものはないですね、あるとすれば小さいころに保育園の先生に褒められたとか
雪町―あ~。じゃあ絵を描くのが当たり前になってたんですね
たね―絵を描くのが好きだったんでしょうね
Sena―今も好きですか(笑)?
たね―今も好きですけどね、昔はもっと楽しんで描いてました(笑)
雪町―しょうがないですよね、わかることが増えるとわからないことが増えていくんで
たね―お二人は前のラジオできっかけについてお話しされていましたよね
Sena―そうですね、散々話しました(こちら参照)
雪町―そのときにたねんぼさんの名前出したら今たねんぼさんがゲストにいるという、無茶苦茶やっていますねこれ(笑)
たね―ラジオ実は見てたので、わたしの名前出てきて、なんか言われてんだけどって(笑)
Sena―(笑)
たね―まあ実はそれよりもっと前に雪町さんとご飯食べたとき、対面で「たねんぼさんにあこがれて絵を描き始めました」って言われてなんだこいつと思いました(笑)
雪町―そう、だってリアクションが信じてない人のそれだったもん(笑)
たね―いやふつう信じない、おかしいでしょ(笑)


1日の中で一番絵が描ける、描いていることが多い時間

たね―この時間ってのはないですね
雪町―気分が乗ったときに描くみたいな?
たね―そうですね。最近はもっぱら家にいるので作業通話なのかゲーム通話なのかわからないものをだらだらやりながらそのうち気分が乗ってくるみたいな
雪町―まあ、みんなそんな感じなんでしょうね
Sena―この時間ってのはなくて、描きたい、描けるって時にですよね。
たね―でもずっと描いているとハイになってきますよね
雪町―ノッてくるときありますよね
たね―12時間ぐらい描いているとランナーズハイになってきます
雪町―それだけ長い時間描いていると筆がノッてきてるのか脳が焼け死んでいるのかのどっちかですよね(笑)
たね―たぶんそっちかもしれない(笑)。考えずに描くっていう一番よくない状態(笑)
Sena―僕は2時間おきに休憩必須ですね~
たね―2時間持ったらいいですよね。全然描きたくないときとかは線1本引いてはあ~みたいな(笑)
Sena―わかる(笑)、これ絶対同じこと思う人多い
雪町―俺それはないですね(笑)そんな状態だと描かないですもん
たね―はい、描かないから全然進まないです。ただクリスタ開いてるだけ(笑)
Sena―なんか椅子に寄りかかってできかけの絵をぼーっと眺めてる時間ですね(笑)
たね―この質問は聞く人を間違えましたね(笑)


絵を描くうえで最も意識していること

たね―いくつかあるんですけど、、、たとえば銃とかじゃないですけど、詳しい人の知識量に追いついて描くっていうことですね
Sena―ちゃんとその分野の人たちに追いついて?
たね―そうですね、絵を見てるときにそういうところが気になっちゃうと絵に入り込むのを妨げられちゃう
雪町―たしかにそうですね
たね―植物とかの植生もそうですよね。正直誰も見てないよと思いつつも頑張りますね。無駄なこだわりです。
雪町―まあ得てしてイラストなんて無駄なこだわりの塊なので
Sena―やばいんですよね、僕意識してることないんですよね
雪町―ないって何(笑)?
たね―ないってことはないでしょ(笑)
Sena―そうですね~、まあ動きが出るようにっていうところですかね、絵なんて静止画だけど、動きを出すようにしたいですね
雪町―たしかに服とか髪、流動的ですもんね
たね―液体って言われてましたね(こちら参照:リスナーからの質問ー男より女が描きやすいの部分)
雪町―あれ半分冗談のつもりで言ったんですけどスルーされちゃいました(笑)
Sena―(笑)
雪町―僕はこだわってるとこなんだろうな~、なんだと思います(笑)
たね―いやこだわりあるでしょ(笑)
Sena―こだわり一番持っているんじゃないですか?
雪町―あ、でも描くときに意識していることは情報量のバランスですね。遠景、近景の情報量のバランスみたいな。誰でも意識していることですけどね(笑)。これはしょうもない回答ですか?
たね―そうですね、一言言わせてもらうとしょうもないですね(笑)みんな意識しているっていう
雪町―それ(笑)
たね―まあでもみなさんも雪町さんの絵を見てもらえれば分かりますがこだわりいっぱいるので
Sena―砂場で砂鉄を集めるくらいこだわりが出てくる(笑)
たね―いえ、そこは砂金にしましょう(笑)
雪町―ふぁ~(笑)



人に絵を見せるときのバランス感

たね―これはtwitterとかに絵を載せている人はみんな気になっているんじゃないですか?
雪町―絵描き悩んでる人多いのかなって思うので
Sena―実際そうなんじゃないですか
たね―私は前提として絵は人に見られるものだと思っているので、見られることは考えてますね。じゃなかったら構図とか考えないですね。
雪町―それ!
たねんぼ―でも評価、リアクションみたいなのは最近は全然気にしてないです。特に最近は見せるためというよりも絵のことを考えてその結果を描いてみて、違うなってなって、また考えてって感じで、そういう思考の過程の絵になってるので、、、昔の絵が好きってたまに言われるので申し訳ないなと思いますね(笑)
雪町―僕はそういうのも肯定的に思えていて、というのもたねんぼさんの絵を見ていてさらに自由になったといいますか
たね―ある意味ではそうですね、私も昔よりは自由に描いていると思っています
雪町―おお~
たね―正味、自分で自分のTwitterとかpixivとかで伸びている絵を見てると、明らかに絵を延ばすことを考えて描きましたみたいな絵じゃないですか(笑)
Sena―そうですよね、なんかありますよね。Twitter向けの絵とか
雪町―ありますね~
たねんぼ―そう、やっぱり人に見てもらいたい気持ちもあるんでね。とはいえ最近はリアクションはあんまり気にせず描きたいものをかけてるなあという感じです
雪町―いいですね
Sena―私はTwitterとかpixivって流れが一瞬なので目が行く人物とか明るいところを手を抜かないようにっていう感じになっちゃいますよね
たね―いいんじゃないですか?
Sena―本来あるべきなのは自分が描きたいものを描くって形なんですけどね
雪町―いやいやいや、そんなことないですよ
たね―自分が描きたいものを描くのが正解ってわけではないですからね。仕事がきやすい絵柄にするとかも大事ですし
雪町―それこそちょっと前にTwitterで全然いいねこないから絵をやめるみたいなので炎上していた人がいましたけど、そういう動機でも許されるというか、別にいいじゃないですか、絵を描く理由なんてなんでも
たね―そう、何でもいいと思うんですよね。別に承認欲求でも。リアクションのために絵を描いているのかって絵描きがたまに批判されてますけど。たいそうな理由で絵なんて描けないですよ(笑)
雪町―なのでね、いいんじゃないかと思いますがねえ。ほとんどの人は見られることは考えていると思いますし、僕もTwitterにあげる絵は見てもらうことを意識しつつテーマを選んでるところもあるので
たね―バランス感ですよね
雪町―そうですね、軸は自分の描きたいもの、好きな物なんですけど100%going my wayではなく、6:4、7:3くらいの割合で自分を失わないようにですね。
たね―伝わってこそってのもありますからね~
雪町―あ~
たね―まあ、この辺で、これ以上突き詰めると闇落ちしそうなので(笑)

次回へ続く

追記

このあと絵を絵たらしめるくだり、などがありますが会話をほぼコピペしないと伝わらないかんじだったので切り取れなかったです。気になる方は、元動画の1:25:00~1:42:30あたりを聴いてみてください。