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キューバ旅行記 Day2 Havana 2日目

Cuba Day2
2019.10.10 火祝 Havana 2日目

最初の宿で最後の朝食はパンとオムレツとコーヒーに副菜がいくつか。彼女たちは僕に連泊して欲しいようでかなり引き止められたが次の宿を予約していると嘘をついて宿を後にした。友人に教わった宿に行くも何故か隣の宿に通されそうになり退散。2番候補の宿に行くことに。日本人も1人泊まっているらしいが目当ての日本語情報ノートがなくなってしまい今年の5月に出来たばかりの新しいノートになっていた。この宿は相部屋で洗濯、水は無料だが自分で洗濯をするのは禁止。キューバの民泊「カサ」は街のいたるところにあるが、あくまで主人の空き部屋を使わせてもらうという形式。ホテルのように自由には使えない。

荷物を置いて旧市街を散歩。海岸沿いでミュージシャンにカモられそうになり小銭を渡して逃げだした。街のあらゆるところに弱そうな犬がウロウロしている。昼飯は観光客向けのレストラン。美味しいけど結構高い。注文したコロッケはスパイスが効いててめちゃめちゃ汗をかいた。ミュージシャンの生演奏つきで曲は事前に予習した名盤BVSC。

街を歩いていると何度もハポン?(スペイン語で日本人)と声をかけられる。返事をすると俺の彼女がトーキョーに住んでいるんだとか言いながら怪しい取引を持ちかけてくる。話聞くだけで金を要求されたりはしない。

宿に戻ると先客の日本人と初対面。あとからもう1人来て日本男児3人部屋に。僕らの他には韓国人が5人くらい、台湾人が1人泊まっている。友達もできそうなので明日も泊まることにした。日本人の1人は転職の合間にメキシコキューバの弾丸旅行。もう1人は世界一周の途中らしい。日本人の1人と彼が欲しがっているサンダルを探しに街を探索。手頃なものが見つからず断念したが、途中で買った缶ビールが最高に美味かった。

同じ宿の台湾人のデザイナーと友達になった。ベッドで横になってるといきなり話しかけられ、夕方から飲みに行くことに。少し歩いたところにある広場プラザで生演奏を聴きながらキューバリブレとタパ。ハッピーアワーもあって2軒はしごしたけどかなりお得だったと思う。中華街のゲートを見ながら中国と台湾は別物だからねと強く言う彼女に台湾人のアイデンティティを感じた。

最近アジア人の男の子がハバナで夜歩いている時に襲われて怪我をしたらしい。そんな事情もあり1人で歩くのが怖いから彼女は僕を誘ったらしい。街を歩いていても身の危険を感じる瞬間は全くなかったけど夜の街は思ったよりも危ないのかもしれない。帰り道、交差点で猫が車にはねられていた。もう1匹の猫が状況を理解できないような表情でまわりをウロウロしている。彼女はその様子をしばらく見つめていた。

宿に戻ると19:30。気を抜いた途端眠りに落ちたが気を張っているせいか夜中に目が覚める。今夜の宿は夜になるとエアコンが付くのだが16度設定はどう考えても寒すぎる。僕らは何故か設定温度を変えることができないらしい。

緊張のせいもあってまだあまり楽しめていない。もっとスペイン語が話せれば英語が話せればと思うタイミングは多かったけど結局は気持ちの問題だと思う。夜のリビングはとても静かで落ち着く。キューバは基本的にネットがないので考え事をする時間がたくさんある。昼間、何故キューバに来たのかと聞かれ、はじめてのひとり旅だから日本から遠いところにしたと答えた。僕は何故キューバに来たのだろう。

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