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定点観測、からだ編

一昨日のこと。

年に一度の健康診断に行ってきた。

悲しいかな背が3ミリほど縮み。

右眼の視力が少し下がり。

太くてまっすぐで良い血管ですねぇ、と言われた。

血圧は正常値。

高い音も低い音もよく聞こえている耳。

胸部エックス線で息を止めるときのエターナル感。

心電図の吸盤は、ぺたんこのお胸から笑えるほど何度もポロポロ取れた。

テキパキ無駄なく検査作業を進めるスタッフさんたち。

今年、35歳になる私。

なんとなく「年の取り方」に対してアンテナがピンと立っている。

しわ、しみ、かさつき。

何も外見上のことに限ったことではない。

とにかく睡眠不足が響く。

ちょっとでも無理するとすぐに「ええ加減にしときや」と胃痛が知らせてくる。

人生の歩み方についても、考えることが増えてきた。

何を選んで、何を大切にして生きていきたいのか。

そして、何を諦めて、何を捨てて生きていくのか。

からだとこころは繋がっているから。

不健康なりにからだを整えて、心配ごとを抱えつつもこころ穏やかに過ごしたい。

だから、今年も健康診断はやや前のめりで参加した。

非正規雇用の私にとって、こうして健診を受けさせてもらえるのはとてもありがたいこと。

年に一度の定点観測、からだ編。

からだのことを想いながら、結果を待つのもまた良し。

ツー、こちらからだ、今年もほぼ異常なし、どうぞ!

ヅー、こちらゆきのした、了解です、どうぞ!

からだとわたしの、そんな無線連絡が叶いますように。

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