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誰かを想い綴る不格好な手紙※11②※

人には、どうしようもない後悔や現実に心が付いていかない時がある。悲しい現実を突きつけられて、自分の今を受け入れられず、ただただ涙が止まらない。私にも34年生きてきて、何度もそんな瞬間が訪れた。

この、はるさんの記事を読んだ。

はるさんの想いが痛い程、胸に響いてきた。伝わってきた。どうしようも出来ないはるさんの悲しみが、愛する子供ちゃんを想う深い深い愛情が。止まない雨の中にいるはるさんに、今、そっと寄り添い、皆ではるさんを包んであげたくなった。

‘精神科‘

私も、‘精神科‘への偏見の目をなくしたいと思っている1人。‘精神科‘はどの体の病気とも一緒で、‘心療内科‘と名前は違えども、おんなじ、‘心に傷を抱えた‘人が訪れる場所。その理由も、本当にさまざまだ。
体と心は、繋がっている。心の傷は見えないから、もしかしたら誰しもが見えない傷を、心の奥に抱えているのかもしれない。そんな心に深い傷を負ってしまった人達に必要なのは、冷ややかな目でも偏見でもない、ほんのちょっとの理解と傷を負った分だけの時間。

私からはるさんへ伝えられる言葉。最初はそれが何なのか分からなかった。どう伝えればいいか、沢山考えたけれど。やっぱり私には、ただ、はるさんの悲しみに寄り添うことしか出来ない。そう想った。
母親になったこともない私には、本当に母親が子供と引き裂かれそうになる傷みは、想像することしか出来ない。けれども、覚えているのは、私が‘愛犬と離れたくない‘と1度だけ、あれだけ暴力を振るわれた父の元に自ら行った時。迎えに来た母親から‘どっちに行きたいか決めなさい‘と言われ、その時母親の初めての涙を見て、声も震えて精一杯絞り出した声だったのを、今も覚えていて。
だから多分、母親になったら自分の子供とゆうのは‘愛する‘って言葉じゃ足りないくらいに、守りたい、抱きしめたい、何よりも愛おしい宝物なんだろうと…思います。

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何を話せる訳じゃないけれど、ただただはるさんの隣に行って‘なんにも悪くないよ‘って抱きしめてあげたい。
この世界から、‘偏見‘の目をなくしていきたい。皆違うんだ、皆違うから素敵なんだ。
あなたの綴る文章、その感情、想いは‘あなたがあなたで在る‘とゆう、証なんだ。
‘精神科‘は悪い場所なんかじゃない。頑張りすぎて疲れ、傷ついた心を休める場所。そんな自分と、ゆっくり落ちついて向き合う場所。

そう伝えていきたい。

不格好な手紙はどんな風にあなたへ届くかわからないけれど、こんな夜、会ったこともないあなたのことを想い浮かべ、祈りを込めて夜空を見上げる。

心だけは、あなたの傍に。

そんなあなたを想い寄り添う想い達が、今この時もきっと、あなたの心の傍にいる。




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