自死って言葉は、好きじゃない

(2018/11/29 執筆)

少し前に自殺じゃなくて、自死って言って欲しいってあったけど、私にとって自死の方が何だか嫌な感じがします。

私自身、witterでよく#自死遺族というタグを使いますけど、それは使ってる方が多いから使ってる…といった感じです。


自殺したんです。って言うのも苦しいけど、自死したんです。ってもっと苦しいなって感じます…。


自死というのは、自ら死を選ぶって書くじゃないですか。

自殺の自らを殺めるって言葉より、強烈に死を連想します。
"死"って入ってるからだと思いますが。

私にとって"自死"という言葉は、使わない言葉なんだろうなと思います。

自殺という言葉は、どこにでもある聞きなれた言葉ですけど、自死は聞きなれていないので余計に嫌だという側面もあるからかもしれないです。

いずれにしても、自殺も自死もどっちも強い言葉なのであんまり自分から口にすることはないです。

たぶん一生無いと思います。

文字なら、ギリギリ書けるんです。
口に出そうとすると、途端に口が重くなるんです。どう口に出していいかわからなくなるんです。
自死も自殺もどっちの言葉も。


私は、この世界からいなくなるっていうふわっとした言い方しか出来ないです。

もう少し強い表現だと“亡くなった“です。これならギリギリ絞り出すように言えます。内心キツイですけど。泣きたいの我慢して言えます。


結局のところ、自殺も自死もどっちも哀しみを秘めすぎていて。

どっちの言葉も漢字も、私にとって悲しい言葉なんだろうなと思います。


このページを訪れている方は、きっと心に哀しみを秘めているんだろうなって思います。
ゆっくり眠って、おいしいものを食べて、自分のことたっぷりと労わってあげて下さい。


お互い顔も知らない同士ですけど、どうか癒されて欲しいです。

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