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提供する知的サービスの必要性を、潜在的カスタマーに知ってもらうには

 高度な知的なサービスについては、潜在的な顧客にそのサービスの必要性を知ってもらうことが大変重要です。
 以下では、そのための強力な手段を提案します。

 高度知的サービスとしては、これまでも、弁護士、公認会計士、税理士などがありました。
 いま、新しい高度知的サービスが成長しつつあります。
 例えば、コンサルティングやアドバイス等のサービスです。資産運用のアドバイスもあるでしょうし、企業の経営そのものを請け負うサービスもあります。あるいは、調査の請負もあるでしょう。
 これらは、これまでは企業の中で、企業の構成員によって提供されてきたものです。それを、独立した組織、あるいは個人が、マーケットを通じて提供しようとするものです。アメリカでは、これが最も成長率の高い業種になっています。https://diamond.jp/articles/-/206194


 こうしたサービスについては、サービスの必要性を知ってもらうことが最も重要です。
 弁護士、公認会計士、税理士などの伝統的なサービスにおいても、こうした必要性はありました。事務所を開いて看板を出すだけで、自動的に客が来てくれるわけではないのです。

 積極的な顧客開拓の必要性は、新しいサービスについてはもっと重要な課題です。
 コンサルタントやアドバイス等の新しいサービスの場合には、そのサービスの必要性や重要性を理解してもらうのが容易ではないからです。

 本来であれば、潜在的な顧客に、十分に時間をとって説明したいところです。しかし、そうした時間を相手に取って貰うのは、容易でないい場合が多いでしょう。
 そこで、工夫をする必要があります。最も効果的なのは、提供しているサービスの内容についての詳しい説明をウェブに書いておいて、それを読んでもらうことでしょう。

 自分のウェブページを作るために、暫く前までは、サーバーを借りる必要があり、これには費用がかかりました。しかも、そこにワードプレスなどを用いて記事を書いていくのは、面倒なことでした。
 ところが、いまやnoteに自分のページウェブページを作ることが簡単にできます。

 問題は、どうやってこのページにアクセスして貰えるかです。
 多くの人は、メールの発信者欄にサイトのURLなどを記載しています。
 ただ、これで効果があるでしょうか?私自身が、ここからサイトを開いたという経験は全くありません。これから考えても、あまり多くを期待しない方がよいのではないかと思われます。

 そこで、もっと積極的な方法が必要です。
 この目的のために『「超」AI整理法』で提案したのは、名刺(あるいは名刺サイズの紙)に、サイトのURLを示すQRコードを印刷することです(『「超」AI整理法』、第7章の2)。
 これを会った人(あるいは、潜在的な顧客)に手渡します。できれば、手渡す際に、このサイトが何かを簡単に説明します。
 名刺(あるいは名刺サイズの紙)は、受け取ってもらえるし、多分すぐには捨てられないでしょう。
 ただし、見てもらうためには、相手の関心を引く必要があります。単なる自分の仕事の紹介だけでは、見てもらえないでしょう。
 この方法は効果的なのですが、名刺を作るのはやや面倒です。
 そこでスマートフォンだけで、もっと効率的に同じようなことを実行することが考えられます。具体的な方法は、クリエイターが自分の存在を知ってもらう最強力の方法を参照してください。





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