アンケートでさまざまな試みを展開したい

 これまで何回かのアンケート調査を行ないました。ご協力いただき、ありがとうございます。
 このアンケートと新聞社のアンケートの比較をしてみましょう。

 新聞社がよく行なう「世論調査」は、RDD(Random Digit Sampling)と呼ばれるもので、コンピュータが無作為に抽出した固定電話や携帯電話に調査員が電話をかける方式です。有効回答数は1000程度の場合が多いように思われます。
 この結果は、一面に掲載されることが多く、一面トップになることもしばしばあります。

 一方、ここで行っているアンケートでは、数日で100件程度の回答をいただきます。
 新聞社の世論調査に比べると10分の1位の規模です。「規模が小さい」とも言えますが、決して無視しうるサイズとは言えないでしょう。

 もちろん、問題があることは事実です。とくに、「ランダムサンプリング」とは言えず、標本にかなりのバイアスがあることは否定できません。

 しかし、機動的に行えるのは大きな利点です。
 新聞社の世論調査だと、選挙関連のものなど、多くの人が関心を持つテーマしか扱えません。
 それに対して、ここで行っているアンケートでは、もっと特殊なテーマを扱うこともできます。サンプルにバイアスがあることを逆に利用する方法とも言えます。

 今後もさまざまな試みを展開していくつもりです。
 引き続き、ご協力をお願いします。

アンケート
世論調査
RDD
バイアス

NTTW 
IDMNF
IDFQ

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