見出し画像

POW(プルーフ・オブ・ワーク)の仕組み

ブロックチェーンに記録した情報は書き換えられない
それは、プルーフオブワークという仕組みで実現されている。これは非常に分かりにくい。

・ブロックにデータが記録される。それが時系列でつながるので、ブロックチェーンという。
ブロックには、いくつかのデータがある。
ビットコインの場合、まず、全世界の10分間の全取引
第2に、前のブロックのハッシュ。ハッシュとは一種の暗号。2つの性質を持つ。
第3に、ナンス。これは、「ある数」。

・ブロックチェーンに情報を記録するコンピュータ(マイナー)は、つぎのブロックに送られるハッシュが一定の条件を満たすナンスを見いだす計算を行う。この計算にはアルゴリズムがない。
これに最初に成功したマイナーが、そのブロックの管理者となり、タイムスタンプを押して一定の報酬を得る。

・なぜ書き換えられないか? 取引データを書き換えてビットコインを盗もうとすると、ナンスが変わってしまう。だから、計算をやり直さなければならない。
ブロック形成後時間が経ってから書き換えようとすると、大量のブロックの再計算が必要となり、とてもできない。

POWの動画説明

・POW(プルーフオブワーク)とは何か?(3:03)

・ブロックチェーンに書き込まれたデータはなぜ書き換えられないのか?(2:00)

       ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

アイディア農場プロジェクト:ブロックチェーンと仮想通貨

ホーム

メタ・ナビゲーション(野口悠紀雄のnoteの総目次)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?