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シンデレラストーリー?

 最近、”小室哲哉がおばちゃんみたくなってるよね”と、聞いて、検索してみたところ、わ、ボブカットっていうかおかっぱってやつだ!(  ゚Д゚)どうした?と驚きました。最近小室っていうと小室圭だったから久しぶりにこの人見たわ(苦)
64歳って(  ゚Д゚)
なんだこりゃ・・・というところから、そういえば大学時代は小室ファミリーって流行ったなぁ・・・と思い、いろいろ検索してみたのです。

何か・・・違う・・・どうした・・・(  ゚Д゚)
ちなみにTMのライブ動画をみたら、同じだった・・・。
一周回って木根さんが一番若かった。

あたしの大学時代は、小室系の全盛期、かつ、カラオケも今より盛り上がっていた時期だったので、飲み会の後はカラオケ、カラオケでは小室系かMy Little Loverとか良く歌ったものです。それでやっぱり文系女子に人気だったのは、ともちゃん、こと、華原朋美。
個人的に小室哲哉というと、あたしはガンダムの逆襲のシャアの主題歌である、Beyond The Timeはもちろん、その前からアルバムを聴いていたので、TMの人ってイメージで、あまり強い印象は無かったのだけど、この小室ファミリーといわれる、小室系が次々リリースされて、当時は音楽番組もあったので、小室哲哉って曲作って人に提供するんだ、と、その頃にほんわり認識した感じだった。
話が少しそれたけれど、小室ファミリーの中でもともちゃんは、細くて天然な雰囲気で、でもそれが嫌味に見えなくて、本当に可愛かった。
今でこそ、小室哲哉との恋愛の話がフォーカスされているけど、当時あたしたちは、可愛い💓歌上手い〜、っていうのと、なんとなく歌いたくなる・・・っていうことで歌を聴いていた。インターネットもまだここまで普及してなく、細かい状況なんてワイドショーレベルで知るくらいで、女子大生にとっては、同世代のキラキラ輝いてる歌姫、って印象でした。
とはいえ、自分自身も就職活動やら、自分の恋愛やらで忙しく、カラオケ行って遊んでとかそんな時間もなくなったからか、自然と小室ファミリーとは遠ざかっていた。ともちゃんがその後、いろいろ大変だというのは、ウェブニュースなどで観てはいたけど、詳しくは知らずだったので、何があったのかを調べてみたら、まぁ・・・小室よ、無いわ・・・って思う結果でした。

小室哲哉“シンデレラにしてやりたかった”華原朋美にかけた情熱

 音楽プロデューサーの小室哲哉(58)が、10日放送のTBS「マツコの知らない世界 新春2時間SP」(火曜後8・57)に出演。かつてプロデュースした華原朋美(42)について、当時の思いを語った。

 「CD総売り上げ1億7000万枚以上のメガヒットプロデューサー」として登場した小室。自ら手がけたヒット曲について当時の制作秘話を語る中で、96年の「I’m proud」の曲名が挙がると、「あっ、出た」とマツコ。当時は楽曲の大ヒットのみならず、小室と華原の恋人同士としての関係も頻繁に取りあげられていた。「華原さんは、もうとにかく、マライア・キャリーになりたい、って。マライアが大好きで」と振り返る。

 「彼女の、シンデレラストーリーみたいなところを、作ってあげよう、と。質感から何から…セレブ感をね。服もプラダかグッチか。そこは絶対に落とせなかった」と、プロデューサーとしてのこだわりを明かす小室。「プラス、歌詞は、切実な女の子の孤独感を歌っている」。歌詞には華原の意見も取り入れているといい、「華原さんは、理想があったみたいで。実はこれ、歌詞は2作目なんです。1回、書き直してるんですよ。ちょっと(華原が)気に入らなかったみたいで」と明かすと、マツコは「デビュー3曲目で…朋ちゃんも、随分ねぇ」とチクリ。小室は、「フフフ…」と笑いながら、優しい表情を見せていた。

スポニチアネックス、2017年1月10日 23:04

プライベートでの恋人関係は有名だったけれど、シンデレラ・・・って・・・そもそも本当に好きだったの?とちょっと疑問に思った。ともちゃんと、小室哲哉の年齢差は16歳、21歳と37歳ってことになるけれど、最初は可愛いで良いとしても、恐らくその好きの重さが違って──という事なのだろうと思った。
シンデレラにしたかった→普通の女の子をスターダムに乗せて、マライヤキャリーのようにしたかった、っていう事かと思ったら、ゾッとした。
(調べてみたらマライヤキャリーもいろいろ大変だったようだ)
2人の交際が雑誌のスクープに載ったかなにかとのとき、”恋人に曲を書いただけ”みたいなことを言っていたと思うけれど、それで舞い上がらない若い女の子がいるのだろうか?いないでしょう。
歳の差があれども、恋愛関係は本人同士にしか解らない。どちらかだけが悪いというわけではないけれど、いろいろな理由はあるとはいえ、突然仕事もプライベートも終了、そんな状態になったら誰でも病むのではないだろうか。
あたしも若いころ、とんでもなくしんどい失恋をしたことがある。いつのまにか自分の身近な人と彼が付き合っていたのだ。
到底納得できない、心がついていかない、泣きすぎておかしくなるぐらい泣いた。
女子は上書きというけれど、それは人それぞれで、引きずってしまう恋愛をする女子もいる。あたしも引きずってしまう、恋愛不器用タイプだったので、まぁ、酷いものだった。
けれども、あたしの場合は時が薄れさせてくれた。時間は無駄にしたと思うけれども、今やその彼の顔すら覚えてない。
何故ならともちゃんと違って、あたしは失恋相手の現在とか、全く解らないから。しかし、ともちゃんの場合は同じ業界だ。元の自分の恩人+彼氏+生活の全てといってもいいほどの人が、自分が知っている人と結婚するのを2回も観て聞いていることだろう。いくらなんでも辛すぎるのではないか。もちろん、前述で言及した通り、小室哲哉だけが悪いとは言えないけれど、社会的立場や年齢、責任や環境などを考えると、どうしてもともちゃんが気の毒に思えてしまう。家族や友達がいたとしても、恐らく気持ちがついていくはずがない。なんでもほしいものを与えてくれた人。当時の彼女にとっては、恐らく小室哲哉は魔法使いというか、全てだったのではないだろうか。孤独で話す人もいなかったということだし。
恋に落ちるのはあたりまえだし、年齢的に依存してしまうのもあたりまえかもしれない。そんな人が突然目の前からいなくなったなら、それこそシンデレラの魔法がとけてしまって、目の前ががみえなくなってしまったんではないかと思う。
そんなシンデレラストーリーなんていらない。
それよりも解けない魔法が欲しかったんじゃないだろうか。
たとえば、アルバムをヒットさせて小室哲哉と結婚して引退、といったような、魔法なんかじゃなく、シンデレラなんかじゃなく、リアルが欲しかったんじゃないだろうか。
全く、シンデレラとかいって今の時代なら、平等性とかいわれて男性優位的な感じがNGだろうなと思うような言葉だとも感じた。
その先の彼の転落を知っているから、この人と結婚しなくてよかったんじゃないと言えるけど、それは結果論である。
恐らく小室哲哉のようなモテ男は、女性を口説いているときは本当にそう思っているけど、それを誰にでもしてしまうんだろう。よって揉めるんでしょうね。

当時のふたり。この頃の笑顔が本当に可愛い。


あのキラキラした笑顔で、本当に美人で可愛くて歌もうまくて、そういうともちゃんのことを、小室哲哉も好きだったんだろうけれど、彼女も人間で、天使ではない。全てがビジネス、というには視線に愛情を感じる頃がある。けれども、別れ方が下手すぎるのと、プロデュースして、私生活まで巻き込むならもう少しうまく彼女をフォローする体制を作るべきだったのではないのか、と感じる。
ともちゃんももう少し大人に・・・とも思うけれど、若さと思う。あまりに20代前半と30代後半では違いすぎるのではなかろうか・・・。
 彼女と別れた後の小室哲哉は、アサミと結婚した。でもそれもすぐ離婚して少しずつ時代が変化していき、曲が以前より売れなくなり詐欺で逮捕されたり、Keikoとも離婚したりと波瀾万丈である。
小室ファミリーには光と影がある。調べてみると闇が深い。
しかし小室よ、やたらと手近に手を出しすぎじゃないか?
いや、手近で手を出すのはどの世界でもあるけれど、長続きできないんだからやめとけと説教したい。そこに正座しろ!という感じで。
 最後に、ともちゃんはあっという間にスターになったけれど、結局3枚しか小室哲哉のプロデュースのアルバムは無い、というのに驚いた。
3枚目のnine cubesというアルバムは当時聴いたことがなかったけれど、最近、ヤフオクで落としてきいてみたら、まぁ、すごい内容だった・・・。
歌声が違う。伸びやかな声ではなく、メンタルが影響していたのではないだろうか。

ジャケ写は可愛い。

今は、YouTubeで動画配信したり、バラエティに出たりダイエットしたりといろいろ歌以外での話題が多いともちゃんだけれど、また、素敵な歌を聞かせてほしいです。
同世代で酷い失恋をしたというところにシンパシーを感じてしまった。
どんなに辛いことがあったとしても、幸せだった瞬間があったなぁと思えていれば良いのだけれどね。だってあんなにキラキラした時間を、しかも人生の一番輝いているような時期に過ごせる人は選ばれた人だと思うから。
それから少なからず小室哲哉も思うところはあるのかな、とも感じた。
過去の話をマツコの番組でしたときに、「華原さん」と呼んでいたのがあまりに不自然だったから。だって、他の人は名前呼びだったりするわけだから。
最後に、本当に”I'm proud”のともちゃんは可愛かった。
曲もこの曲が一番好きだったし、愛情が感じられる。
是非観たことない人は見てみてください。YouTubeにメイキングもあがってた。
PVのひとこま。本当に小室哲哉のこと好きだったんだねぇ。

PVのひとこま。

なんだかとても長くなってしまった。
いろいろな記事や動画をみて、やっぱりともちゃんは可愛いし、お嬢様で育ちも良いと思うし、これからもっと幸せになってほしい。
きっと辛かったことがたくさんあった分、ハッピーになれる権利があると思うから。


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