見出し画像

災害のまっただなかに安否確認のLINEを送るのは止めてほしいの

雨が多くて、山と川があって、しかもその一級河川がかなりの「あばれ川」というところに住んでいます。
でも、自宅は平地でまわりはビルだらけで、とくにあぶないところではありません。(このあたりのニュアンスの説明もびみょうにめんどい)

そういうわけで、うっかり全国ニュースに映像が流れてしまうことが毎年なんですが、それを見ると、かなりの「遠方のお友達」から「安否確認のLINE」が入ります。
おおおおお願いですから、LINEを送るのは止めてくださいな!
大変なんですよ。実は。


その1:スマホにたくさんの情報が流れてくるので、LINEどころではありません

「現在レベル3の状況です、高齢者など時間のかかる人は避難してください」「レベル4になりました」「避難所を開設しました」「川が氾濫水域になりました」
こういうのがどんどんやってくるんです。
ギュインギュインとすごい音をたてて、近隣の自治体のものも入って。
でも、これが大事な情報なんです。
あと、今日は出社したので、通行止めや、浸水の情報が系列店からひっきりなしにLINEで入ってきました。未読が多くなると、こういう大事な情報をのがしてしまうことになってしまうんです。

その2:停電やバッテリー切れが命取り。だから、あまり無駄打ちしたくないんです。

ひとりひとりのLINEに返信していたら、時間もかかります。
でも、なによりも心配なのはバッテリーです。
ただでさえ、災害情報がどんどん入って、仕事で動いている人からの「通行止め情報」がどんどん入る状況で。
頭の片隅にあるのは「停電したらやばいから、あまり使いたくない」ってことです。
あと、安全でもいつどうなるかわからない緊張感の中で少々パニックになってます。
今朝は、高速道路が通行止めになったんで国道で20分くらい車が1ミリも動けない状況になりました。
そうなると、雨音の中、交通情報を聞き逃さないように必死になるし、迂回してもいいけど、迂回したら川を渡ることになるなあ。ああ、どういうルートで移動すればいいんだよ、必死で考えてます。
けっこう忙しいんですよ。
まじに。

その3:ひとりひとりに返信するような時間はないので、どうしても安否が心配だったらSNSにつぶやいてください。

とにかく、ひとりひとりに返信できるほどの余裕はないんです。
けっこう緊張した時間を過ごしています。
だけど、ふっとSNSを見ることくらいはあるので、「あ、誰か心配してくれてる」ってときは、簡単な返信はします。
それに、SNSだったら、多くの人が見ることができるでしょ?

結論:テレビで画像が出てきても、けしてLINEはしないでね。
被災地はやっぱりけっこう大変なんですよ!

どうぞ、ご理解のうえ、よろしくお願いします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?