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【JKから見たJリーグ】 第3弾 ~ホームゲーム前半戦を終えて~

私が応援している横浜F・マリノスは6/29のアウェーFC東京戦で前半戦を終え、この試合の1週間前に行われたホーム松本山雅FC戦ではホームゲーム前半戦8試合を終えた。

このホームゲーム8試合から思ったこと・感じた事を書いていく。

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Jリーグも前半を折り返し、7/6から後半戦が始まりましたね!

同じスタジアムに何回も通うことで見えてくるものがあるようにいつも感じています。

言葉がおかしな部分や間違った情報があるかもしれません。
そういったところを見つけた場合は、アドバイスをよろしくお願いします🙇🏻‍♀️

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◎20,000人以上の集客を維持

現在J1で2位を走る横浜F・マリノスは、今シーズンのホームゲームすべてで20,000人以上の集客に成功している。

昨シーズンは戦績が振るわず、20,000人以下の試合が14試合中6試合(日産スタジアム開催のみ)もあった。

しかし、今シーズンは前半戦8試合を終え、20,000人以上の集客をしている。また、30,000人以上ものお客様が来場された試合が3試合もあった。
これだけ多くのお客様が来場された理由としては、チームの戦績だけではなく、イベントが大きく関与していると私は思っている。

それを感じたのは、6/22に行われた松本山雅FC戦だ。
この日は雨予報でナイターの試合ということもあり、今までであれば、観客数は20,000人以下が普通のことであった。
しかし、この試合は試合前から25,000枚以上のチケットが売れていた

理由とすれば、【キッズスタジアム】としたイベントを開催していたからだと私は考えている。


【キッズスタジアム】ということで、横浜F・マリノスを応援している中学生以下のお子様10,000名を無料招待していた。

ナイターの試合であるため、中学生のお客様は親なしで来場されるかもしれないが、小学生以下のお客様が行くとなると、必然的に親も観戦しにスタジアムに来場されるだろう。
そのため、チケットが売れていたのだと私は考えた。


対象のお客様を絞り、そのお客様に楽しんでいただけるようなイベントをするのはとても良いことだと私は思った。
しかし、大々的に告知をしていたのに、実際スタジアムに行ってみると、思っていたよりも楽しむことができないと私は感じた。

これを感じたのは、4/13の名古屋グランパス戦と先ほど述べた松本山雅FC戦だ。

名古屋グランパス戦では、【YOKOHAMA Night Out】として女性向けのイベントや女性限定グルメの発売、女性限定プレゼントなどがされていた。

また、上の記事のように、女性向け雑誌の「Cancam」とタイアップした記事も出しており、女性向けのイベントが行われることを多くの女性に知ってもらうことができたと思う。

しかし、現地に実際行ってみると、あまり「女性向け」といった雰囲気は感じられず、プレゼントもこじんまりとしていた。

グルメの販売も、どの店舗で女性限定メニューが販売されていて、どのメニューが女性限定販売なのかわからないということもあった。

松本山雅戦では、【キッズスタジアム】と題して各種イベントが行われる予定だったが、当日は雨が降ってしまったため、ふぁふぁと迷路の2つのアスレチックが中止になってしまった。

雨天時の際に代わりのイベントをするということもなかったため、ふぁふぁや迷路といった、体を動かして楽しむイベントがなくなってしまった。

このように、思っていたよりも楽しめなかったり、楽しみにしていたイベントが中止になってしまったりするのに加え、チームが負けてしまうと、お客様の満足度が下がり、「次も観に行こう」と思わせることが難しくなってしまうのではないかと私は考える。

横浜F・マリノスのイベント企画力や宣伝の仕方はとても素晴らしいと私は思っている。そのため、対象を絞る際にはそのお客様方に満足していただけることをしてほしいと思う。

また、横浜F・マリノスは日産スタジアムという大きなスタジアムで試合を開催している。
日産スタジアムには雨にぬれず、日蔭なコンコースがあるため、今後はそこでのイベント開催も積極的に行っていってほしいと思っている。
様々な問題があると思うが、これが実現できれば、天気が悪くてもイベントを楽しんでいただけると私は考えている。


◎Jリーグで最大のキッチンカー数

横浜F・マリノスのホームゲームでは、今シーズンからスポンサーになられたCatering&Delivery Service Association(CDA)様によりスタジアムに出店するキッチンカーの台数が増えた。

松本山雅FC戦では、トリコロールランドに24店舗、西ゲートに9店舗と計33店舗ものキッチンカーが日産スタジアムに集結した。

キッチンカーが増えたことにより、様々なグルメを楽しむことができ、マリノスサポーターだけではなく、アウェーサポーターの方々にも楽しんでいただけているようだ。

また、昨シーズンまでキッチンカーは新横浜方面のトリコロールランド内のみの出店だったが、小机方面の西ゲートにも出店されるようになった。
初めの方は2~3店舗の出店だったが、今では毎試合約10店舗が出店され、トリコロールランドに行かなくてもグルメが楽しめるようになっている。

Catering&Delivery Service Association(CDA)様はツイッターでサポーターの意見を聞き、サポーターが求めているグルメを出すキッチンカーを出してくれている。

こんなにも多くのキッチンカーがスタジアムに集結することはサポーターにとって、とてもうれしく、楽しみなことだ。
しかし、混雑という課題に加え、私はもう3つほど課題を感じている。

①スイーツ系のグルメがあまり売れていない

日産スタジアムに集結する約30台のキッチンカーの内、約5店舗が毎試合スイーツを販売している。

しかし、食事系のキッチンカーに比べ、お客様があまり並んでいない。

⬆️実際の様子〈左〉団子屋さん🍡 〈右〉焼き芋屋さん🍠
見て分かるように、お客様が並んでいない

理由としては、キッチンカーで売られているグルメの一つ一つのボリュームがあることと、流行りのものが少ないことだと私は考えている。

まず、スタジアムで売られているグルメはボリュームがあるものが多い。
そのため、一つのグルメを食べてしまうと他のものを食べたくてもお腹いっぱいになってしまう。
お腹がいっぱいになってしまったとしても、一口サイズでちょこちょこ食べられるスイーツ(団子屋さんであれば一口大福、やきいも焼き芋屋さんであればさつまいもスティックなど)があれば売れるのではないかと私は考えている。

流行りのものが少ないという点では、タピオカを売れば売り上げが伸びるのではないかと考えている。
以前、町田ゼルビアの試合を観に行った際、私はクレープのキッチンカーに並んでいた。そのキッチンカーではタピオカが販売されており、若いお客様だけではなく、様々な年齢層のお客様に多く買われていた。

しかし、タピオカを売ってもメインのスイーツが売ればければ意味がない。
メインのスイーツも売るためには、写真映えをするようなメニューを考案したりすることが重要になると私は考えている。

②【横浜】を感じられるグルメが少ない

5月26日に開催されたジュビロ磐田戦では、【ヨコハマフードフェス】として横浜にまつわるキッチンカーの出店やメニューの販売がされた。
その中には横浜中央卸売市場のキッチンカーや「横浜」の名前が付くメニューが多く販売されるなど、【横浜】を感じられるグルメフェスになっていた。

しかし、普段のホームゲームでは【横浜】を感じられるグルメは少ない。
マリノスサポーターの中では【横浜】らしさを求めているお客様は少ないかもしれない。しかし、アウェーサポーターの中には【横浜】らしいグルメを楽しみにしているお客様もいるはずだ。

アウェーサポーターのお客様にも楽しんでいただけるようにするためには、西ゲートに【横浜】を感じられるキッチンカーを増やすなどをするともっと楽しめるスタジアムになると私は思う。

③椅子とテーブルが少ない

今シーズンからキッチンカーがどんどん増えていっているが、テーブルや椅子の数は以前と変わらない
そのため、多くのお客様がトリコロールランドから東ゲートへ向かう階段に座って食べ物を食べている状態だ。

また、西ゲートにはテーブルや椅子がないため、多くのお客様が花壇の前に座って食事をしているような形になっている。

私はこの改善策として、フードコートのようなものを西ゲートに作って見たらどうかと考える。

西ゲートはとても広々としており、キッチンカーが5~9台出店しても、テーブルや椅子を置くスペースが十分にある。

⬆️西ゲート前が中心になっているため、少し先に行くとこんなにも広々としたスペースが

ここにテーブルや椅子を設置し、フードコートのような環境を作れば、西ゲートに興味をもって来場されるお客様が増えたり、どんなお客様でも利用しやすいスタジアムになったりすると私は考えている。


私が感じたこの3つのことは今後改善されていくことだろうと思っている。
この3つのことのほかにも、混雑はお客様が一番ストレスを感じていることだと私は考えている。

混雑を緩和するために今後、どのような対策が取られていくのか楽しみだ。


△試合前の告知・宣伝が質素

以前までの横浜F・マリノスのSNSはユーモアあふれる内容の投稿が多く、また、お客様に楽しんでいただくことを第一に考えた内容の投稿が多かった。

しかし、最近では、SNSの担当が変わったのか、「かっこいい」「スタイリッシュ」という路線になり過ぎていて試合情報がわかりにくくなってしまっているように私は感じている。

それを感じるのは、試合開催日の1週間前からのツイート内容だ。

試合開催日1週間前からのツイートを見ていくと、試合が開催されるという告知やイベント開催のお知らせ(リンク付き)、選手や関係者のツイートのリツイートなどをしている。

これもこれでかっこよく、情報がまとまっていて見やすい。
しかし、少しでも中身を見せることでもっと多くの方が興味を示してくれるのではないかと私は考えている。

例えば、上の【ヨコハマフードフェス】に関するツイート。
このツイートだけだと、リンクに飛ばなければどのようなフードが販売されるのかがわからない。
しかし、販売されるフードを2つほど写真付きで紹介することで、ツイートを見た方々は「こういうものがスタジアムで販売されているんだ」と少しでも興味をもっていただけるのではないかと私は考えている。

また、選手のプレイ中の写真を使った告知も良いと思うが、選手自身が話して試合告知をしている動画を流してもいいのではないかなと思っている。

かしこまった感じではなく、練習終わりの少しリラックスした雰囲気の中撮ったりすることで、選手には「かっこいい」という面だけではないと、サッカーをよく知らない方にも興味を持っていただけるかもしれない。

横浜F・マリノスのTwitterフォロワー数はJリーグ1を誇る数だ。
そのため、サッカーを知っている方はもちろん、サッカーを知らない多くの方の目にも横浜F・マリノスの情報が触れている。

こうしたサッカーを知らない方にも興味を持っていただくにも、もっと親しみやすいSNSの投稿をすれば、横浜F・マリノスに興味を持ってくれる方が増えるのではないかと私は考える。


まとめ

前半戦を終え、今シーズンが開幕したころよりも、より楽しめるスタジアムに日産スタジアムはなってきていると私は感じている。

しかし、より楽しめるスタジアムになったことで不便になることも増えてきている。

今後、このような課題をどのように改善し、どのようにしてもっと多くのお客様に来ていただけるスタジアムになっていくのかが楽しみだ。

また、リーグ戦ではないが、7月下旬にはイングランドの強豪・マンチェスターシティとの試合が日産スタジアムで開催される。

この試合には満員に近いお客様が来場されるだろう。
その中には日本人だけではなく、外国からのお客様も多く来場されることが見込まれる。
日本人のお客様だけではなく、外国からのお客様にも楽しんで・満足していただけるスタジアムにできるのかとても楽しみだ。

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遅くなりましたが、やっと書き終わりました🤓

同じスタジアムに通うことで、以前とは違うところや不便なところが改善されていっていることが実感できてとてもうれしいです😊

マンチェスターシティ戦が終わった後にまた更新できたらいいなと思っています。

もし何かアドバイスなどがありましたら、ぜひコメントをください!
ご閲覧ありがとうございました🙇🏻‍♀️

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