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田舎の雀荘でフリーデビューしてマナ悪になった話

はじめに

僕みたいになるな(結論)
こんにちは、ゆーきです。
今回は僕が田舎の雀荘でフリーデビューしてマナ悪になった話をします。

初フリーの話

18の頃、仲間内での麻雀にも慣れた辺りで近場に雀荘ってあるのかな?行ってみたいな と思い検索すると、一件だけヒットしたのでフリーデビューすることにしました。

フリーに行った事のある人は分かると思いますが、初フリーは普通にビビります。
入店前から体が震えていました。

初めてのお店は三麻雀荘でした。
入店すると店主らしき老婆が「イラッシャイ、テンゴ?ピン?」と謎の呪文を唱えるので、意味を尋ねるとレートの話でした。
麻雀がしたいだけなのでテンゴを選択すると、卓へ案内してくれてゲームがスタートしました。
ルール説明はありませんでした。

初めての自動卓にワクワクしながらも初フリーの緊張で震える手で配牌を取ると見慣れない牌がありました。
「あの、これは…」
華牌 ツモったら抜いて王牌から引く。アガった時に1翻つくよ」
天鳳をやっていたので北抜きみたいなもんかと思って納得しました。

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そうこうしている内に老婆が立直をかけてツモ。
「立直、ツモ、白、華、裏裏、バンバンの9000通しと2枚」
新しい呪文でした。
親のハネツモ全取りで9000通しは分かるとして2枚とはなんぞやと聞くと、どうやら裏ドラに祝儀がつくそうです。
ちなみに祝儀は1枚で10000点分でしたが、当時は比較対象がなかったので、全く疑問に思っていませんでした。

その日は焼肉分のゲーム代でなんとか事なきを得ました。
その後もちょこちょこ打ちに行くのですが、次また行くとなると緊張しました。とても緊張しました。
なので毎回、近代麻雀を読んでテンションを上げて打ちに行っていました。

マナ悪になった話

その雀荘は基本的にマナ悪オカルト打法の使い手が跋扈していました。
当時はオカルトやデジタルと言う概念を知らなかったのですが、ピュアな僕は次第にその場に慣れ、その後漏れなくマナ悪オカルト打法に染まりました。
環境って怖いですね。
当時は「強打すればツキが上がる」と本気で信じていました。
普通にマナ悪ですね。
先ヅモや引きヅモもしていました。
僕みたいになるな。(2回目)

その後、旅先の雀荘にフラッと打ちに行く事もありましたが、思い返せばかなり迷惑をかけたと思っています。
本当に申し訳ありませんでした。

マナ悪が改善された話

そんな僕がデジタル思考と正しいマナーを身につけられたのはひとえに妻のおかげです。
当時、付き合っていた時期に雀荘勤務していた妻が根気よく麻雀のマナーを教えてくれたので、僕のマナ悪は改善されました。
流れ論では長い間ぶつかりましたが、本当に感謝しています。

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ちなみに今の僕は「流れはあるけど、干渉できないのでメンタル効率を優先する派」です。

最後の話

みなさんもマナ悪行為だけは気をつけましょう。
誰も得しない上に場の雰囲気を悪くするだけですから。
例え自分以外がマナ悪行為をしていても自分だけはしないようにしましょう。
そしてそんな状態が野放しになっているお店にはなるべく通わないようにしましょう。
無意識に自分も染まっている事がありますから。

以上、田舎の雀荘でフリーデビューしてマナ悪だった頃の話でした。
ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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