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赤木しげる追悼麻雀2020

9月26日
麻雀を打つもの、いや、赤木しげるを愛するものにとってその日は特別な意味を持つ。

1999年9月26日、赤木しげる、逝去。

万人に愛された博徒、赤木しげるはその言葉、その生き様で万人を救い、迷う背を押し、死してなお万人に愛された。
遠く令和の時代になっても、そんな彼の命日である9月26日は彼を惜しむ人々が赤木しげるを追悼する。
Twitterやpixivには追悼作品が多く上げられ、この日だけは他ジャンルで活動するものも彼を追悼する。

この僕も例外なく赤木しげるの追悼作品を上げた。

そして僕がこの日に毎年企画しているのが、赤木しげる追悼麻雀だ。
ぶっちゃけると赤木しげるの追悼を理由にみんなで麻雀して楽しんじゃおうという企画だ。今年ではや5年になる。

そんな企画を去年までは天鳳というオンライン麻雀サイトで開催していたのだが、今年は雀魂という新しい場で開催しようと決めた。

なぜ雀魂にしようかと言うと、僕が熱い三流だからだ。
慣れもあるし安定感を考えれば天鳳でもよかったのだが、新しいことに挑戦し、ある種不慣れな環境に自分を置くことが重要だと思った。
赤木しげるは停滞を是としただろうか。否、彼は言った。

「大事なのは熱を失わないこと...!熱い三流なら上等よ...!」

そう、自分の中の熱を失わないため、今回はあえて新たな環境に身を投じることにした。
と言うわけでTwitterに追悼麻雀大会の告知をした。

正直最初はめちゃくちゃビビっていた。
初めての雀魂大会運営で公式の大会マニュアルは存在せず、メインターゲット層である赤木しげるのファンたちが雀魂ユーザーなのかもわからない、という2つの問題を抱えたまま、完全に見切り発車の状態でスタートした。

まず雀魂運営に関してだが、これについては先駆者がいたのですぐに解決した。
麻雀大会の運営などをよくしているフォロワーのへこきむしさんが過去の雀魂大会運営の記録をnoteに残してくれていた。

この記事がなければ割と詰んでいたと思うので、へこきむしさんには感謝してもしきれません。へこきむしさん、ありがとうございます。

そしてメインターゲット層である赤木しげるのファンたちが雀魂ユーザーであるかについてだが、ここについてはほぼ目をつぶった形になる。
要するに「今年も赤木しげるの追悼麻雀をやるよ!雀魂でやるけどユーザーじゃない人はアカウント作って参加してね!」と完全に丸投げ状態である。
しかし告知ツイートが拡散されるにつれ、参加希望者の中に「雀魂やったことないけどこの機会に始めてみる!」という人が散見され、非常に嬉しかった。
この大会に関わってくれた全ての人が熱い三流として行動してくれたと感じた。

そして満を持して大会は開催された。
開始すぐは自動マッチングが機能しないトラブルがあったが、こちらも前述したへこきむしさんのアドバイスにより早々に解決し、つつがなく大会が進行した。

参加表明や事前登録なども必要としていなかった為、大会が開始するまでは本当に人数が集まるのかと不安でいっぱいだったが、いざ始まってみると常時3卓は稼働するという盛況で、最終的には28人もの参加者に恵まれた。
参加していただいたみなさん、本当にありがとうございました。

終了してみて思ったのだが、やはり赤木しげるの言葉というものは人の心に響き、行動を後押しする温かいものが多く、彼に出会うことができて僕は本当によかったと思う。
彼のおかげで毎年追悼麻雀を企画し、新しい世界に飛び込むことができる。
きっとまた来年も追悼麻雀をやろう。
赤木しげるへの感謝を込めて。

改めて、大会に関わってくださったみなさんありがとうございました!
特に一番近くで精神的に不安定な状態の僕をサポートしてくれた妻には大感謝です。
またどうぞよろしくお願いします!

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