3/1に発足した大学スポーツ協会、通称：UNIVAS、200近い大学や学連が加盟した一方で、筑波大学や慶應大学など現状は加盟を見送ってる有力大学も少なくありません。

大学は学生アスリートの人間としての総合的な成長を一番に考えなければいけません。それに対して、学連は大会や試合の主催者として競技の日程を優先させる必要があるし、NF傘下の組織として日本チーム、選手を強くすること、競技力向上が大きな目標になります。

アメリカのNCAAをモデルにしたというUNIVASですが、日本の学生スポーツが抱える構造的な問題への切り込みが、まだ不十分のようですね。

「学業への態度がひどい。欠席する授業も多く、リポート提出もしないことがあり、多くの先生が『単位を与えたくない』と話している。まじめに努力すれば卒業できるのに、授業をなめきって競技以外はしようとしない」

学業が競技のパフォーマンス向上にも役立つということを、【大人たち】が示していく必要がありますね。今後、指導者に求められるエリアになると思います。