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本が出ます。スカウトについての。


本が出る(予約ページ)

そうなんです。自分でもびっくりですが、本を出させていただくことになりました。こちらの個人用noteは最近、というか数年書いておりませんでしたが、実は昨年より光文社新書様のnoteでイングランドのサッカースカウティングに関する連載を書かせていただいておりました。こちらのリンクより購読可能です。
https://shinsho.kobunsha.com/m/ma0db9441ac90

拙著!

絶賛予約受付中です。noteでの告知がギリギリになっちゃってもう二日後だけど。

本の内容

ロンドン、イングランドでのスカウティング体験をまとめたもの。現地でのエピソードやタレント発掘の現場で起きていること、スカウティングの現在地など扱うトピックは多岐にわたります。下の画像の方が上手くまとめられているかな。

Amazonより引用

出るにあたって

高校生の時に初めてサッカーに関する本を手に取りました。特に理由はなし。表紙を見れば思い出すけれど、正確なタイトルは覚えてません。確か「あなたのサッカー観戦術はどうして間違っているのか?」的な観戦術に関する本でした。それまで「サッカーを学ぶ」ことは試合映像や現地観戦などを通して、もしくは部活でのプレーを通して、そして話し言葉を通してのみだったのです。そこで初めて体験した「読むこと」によるサッカーの勉強。その一冊で自分のサッカー観が大きく開いたことを覚えています。サッカーってそれまで親しんでいるものだったけれど、新しい分野の授業を初めて受けるときのような目新しさがあった。パーっとその後の思考の発展のベースをカーペットのように頭の底に敷いた感覚。そっからサッカーを読んで知る、学ぶことを続けています。和書、洋書含めておそらく400冊近くは持っています。そのうち150冊は積読状態。そんな言葉でこのゲームを繋げてきた人たちの末端に今回しがみつくことができました。何が言いたいかというと感無量ということ。素直に嬉しいです。

これからは

こちらの連載ペースは記事のデッドラインに追い詰められるほど厳しいわけではなかったのですが、それでも心地の良いプレッシャーを味わうことができました。「あっ今日は〜について大体2000文字書こう」とか「このエピソードも盛り込みたいけどどう繋げるかな」なんて考えながらちょっとずつ進める。執筆なんて大それた感じではないんだけれど、ものについて書くことって楽しいなと思えた日々でした。それまであった、行き場の無い頭に残っているサッカーのアウトプット欲が満たされたのも事実です。この「ものについて書く」行為は自分の頭のリフレッシュに最適なので今後も続けていきます。当分はこのnoteかな。ということで引き続きお願いいたします。これからもスカウティングの世界を言葉で表現していけたらなと思います。書くぞー!

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