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【チェコの街】Brno モラヴィアの中心都市ブルノ

ブルノは南ボヘミアに位置するチェコで2番目に大きいといわれている都市です。プラハよりも落ち着いた印象。ザ観光地という感じもないのでそう感じるのかも。人通りの少ないはずれた場所はあまり治安のよくない雰囲気ですが、気をつけていれば問題ないと思います。

メンデル、ヤナーチェク、そんな文化の街。マサリク大学も有名で、学生の町でもあります。時間のあいたお休みの日に、オロモウツから電車で街歩きをしにでかけました。電車で1時間くらい。

街のシンボルのような聖ペテロパウロ教会。美しい〜。
中には入りませんでしたが、美しいステンドグラスが見られるようです。今度は見学させてもらおう。(今度は、が異常に多いわたしですが当時はお金さえ稼いでいれば気軽にまた来れると思っていた…)

教会の周りは公園のようになっていて、オブジェがあったり、芝生?はらっぱ?でのんびりすごしてる人や高台から街を眺めているような人がいて良い雰囲気でした。

そうそう、ここはチェコの10コルナ硬貨にデザインされてる教会のようです。平等院鳳凰堂だ。(手持ちの10コルナが見つかったらまた写真貼ります)

教会は小高い丘の上にあるので、町中を歩いていると割とどこからでも遠目に見えるのだけど、この感じが好きだった。

わたしが訪れた日は自由広場についたあたりで通り雨にあってしまい、広場のマックで雨宿りしました。

雨上がりで外に出てみると、広場ではちいさな人形劇のようなワゴンがきていて、遠くから眺めてみました。雨上がりのせいか閑散としてたけど、なんだかわくわくします。物語に出てくる公園の紙芝居みたい。お菓子くれるやつ。

こちらは自由広場からほど近く、モラヴィア美術館は、古代のものからコンテンポラリーアートまで幅広く作品を所蔵しているよう。

最近では日本語訳版も出版されたけれど、『美術館って、おもしろい!』という絵本はモラヴィア美術館の学芸員さんが中心になって作られたもの。大型絵本ですがわたしの近所の図書館にもあったので、見つけたらぜひページをめくってみてほしいです。子ども向けのようですが、大人も楽しめるのでおすすめ!

町を歩いていて出会ったコメンスキー教会。赤いレンガ造りで目をひきます。あかりの灯る夜もキレイに映えそう。

電線が多いのはトラムがたくさん走っているところなので。

また、ブルノで有名なところといえばミース・ファン・デル・ローエのトゥーゲントハット邸。世界遺産になっています。
見学には事前の予約が必要なので、たまたまブルノに来れたわたしは当然見学はできなかったのだけど、外観だけでも、と思い歩いて見に来てみました。

結構歩いたなあ。トラムにのればすぐ着きます。
定休だったらしく庭すら入れなかったのが残念でした。笑

トゥーゲントハットさんはユダヤ系だったので、この邸宅をめぐっては歴史的にも建築史的にも様々な視点からみることができます。

お昼は、元刑務所というシュピルベルク城 Hrad Špilberk の近くにあるカフェでサラダ。

チーズもトマトもたっぷりのサラダと、グリーンティー(甘い!)

まわりは公園のため緑が多くて、大きな窓もいいかんじ!テラス席もたくさんありました。

▼ Cafe podnebí 

ムニェニンスカー門 Měnínská brána にあるおもちゃ博物館にも立ち寄りました。

門の2階部分がちいさな博物館になっているのですが、なんだか秘密の部屋にきたみたいでどきどきしました。小窓にテディベアが並んでいたり、屋根裏感がたまりませんでした。

写真が見つからなかったのだけど、ブルノ旧市庁舎のオブジェや天井のドラゴン(ワニ)も見どころです。

ブルノには1日しかいませんでしたが、数日滞在して、ゆっくり美術館博物館めぐりをしてみたいと思っています。地下通路や納骨堂、シュピルベルク城の旧刑務所などなどまだ訪れていない場所もたくさんあるし、いいかんじのパブやカフェも多いようなので、食べるの好きのわたしとしてはまだまだ遊びに行きたいところ。広場のクリスマスマーケットも良いときいているので、その時期もいいな。寒そうだけど!

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