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YouTubeを1年継続してビジネスがちょっとグロースしたので継続の秘訣やノウハウをこっそりお伝えします!

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こんにちは、世界へボカンの徳田です!
普段は、日本企業の海外進出や販路拡大をデジタルマーケティングで支援しており、主に越境ECや海外BtoBマーケティングに取り組んでいます。

海外WEBマーケテイングに取り組む傍ら、昨年の3月あたりからYouTubeでの動画配信をはじめました。約1年続けてきて、チャンネル登録数が3000人を超え、ビジネスが様々な形でちょっとだけグロースしたので継続の秘訣やノウハウをこっそりお伝えしたいと思います。

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これからYouTubeをはじめる方や、はじめたものの継続できていない、伸び悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。

1年間YouTubeを続けた成果

さて、まずはYouTubeを続けたことによってどのくらいビジネスがグロースしたのかを箇条書きにしてみました。

・チャンネル登録数3000人、月間再生時間約1900時間、視聴回数約1.7万回
・YouTubeをきっかけに年間10件ほどご紹介案件が決まる
・YouTubeをきっかけに新たに100人以上の方と繋がることができた
・YouTubeを見て、対談してくれた方のお仕事が増えた
・YouTubeを見て、社員の知識が豊富になった
・YouTubeをきっかけに書籍の出版が決まる
・YouTubeをきっかけにJETRO(日本貿易振興機構)さんの海外ビジネス支援プロジェクトの講師として選ばれる
・街で「あれ、徳田さんですか?」声をかけられる…
・4歳の娘が「セカイノトクダです!」というフレーズを覚える…

副次的なメリットも含めるとまだまだありますが、多くの成果に繋がっていて、継続して良かったなと思います。

元々、
① テレワークになり、人と会う機会が減ってしまった中でどのように知ってもらうきっかけ作れるだろうか?
② 周りの仲間や先輩も同じ課題がある中で何か役立てないか?
と考えたことがきっかけではじめたYouTubeでしたがなんとか1年間続けることができています。これも対談や視聴して下さる方、サポートしてくれているメンバー、優秀な編集者さんのおかげです。

■ チャンネル登録数3000人、月間再生時間約1900時間、視聴回数約1.7万回

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まず、分かり易い定量的な成果でいうとチャンネル登録数が3000人、月間再生時間1900時間、視聴回数17000回になりました!

普段からYouTubeを見ているとチャンネル登録数100万人超えのYouTuberなどがゴロゴロいるように思えますが、実はチャンネル登録数1000人を超えるのは、YouTubeアカウントのトップ15%と言われており、ほとんどの人が1000人を超えずに途中で辞めてしまいます。

また毎月1900時間見て頂けているということは、時間だけでいうと月160時間稼働してくれる広報担当12人分のYouTubeコンテンツが露出してくれているということなので、知って頂くきっかけとして少しは貢献してくれていると考えています。

<ノウハウ1>チャンネル登録数は市場性によって伸び方が異なる

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ジャンルによって再生数もチャンネル登録数も伸び方が大きく異なります。そのため、チャンネル登録数で一喜一憂すのではなく、自分が狙おうとしているジャンルのトップランナーの方のチャンネル登録数や再生数を指標とすると良いです。

街の喧嘩自慢とスパーリングしたら再生数が伸びるかもしれませんが、視聴して頂きたい方はその中にはあまりいなそうなのでやらないです。

海外WEBマーケティングだったり、WEBマーケティングの分野でいうと、おそらく、トップランナーは~3万人ほどです。それよりも、伸びている人はいますが、ビジネスだったり、営業術だったりとか、WEBマーケテイングの領域から少し広がって情報を発信されています。

ジャンルを何処まで広げるか、そのジャンルの中で何処までの理解度の人たちをターゲットとするかで、上限が決まります。

そのため、再生数やチャンネル登録数はあくまで一つの指標とし、YouTubeをきっかけに目的が実現できるか否かでターゲットオーディエンスの濃さを選ぶと良いでしょう。

オプラスタイルで継続

週に2本、年間96本の動画を更新し続けるというのはなかなかコンテンツの企画も制作も大変です!情報を発信し続けて知って頂くということが一つの目標であったため、私はオプラスタイルという手法で継続しました。

<ノウハウ2>オプラスタイルで動画を配信し、継続する

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※ オプラスタイルとは
オプラスタイルとは一人語りではなく、ゲストを呼び、ゲストとの対談をコンテンツとして配信するスタイルです。米国の名司会者オプラ・ウィンフリーさんのスタイルのことを言います。私は黒柳徹子さんの徹子スタイルと呼んでいましたが、おおきさん(@ossan_mini)にオプラスタイルと呼ぶことを教えて貰いましたw

オプラスタイルでも一人語りでも、それぞれにメリット、デメリットがあります。そのため、自分の目的に合った形で進めたり、ハイブリッドで進めるのも良いと思います。

オプラスタイルのメリット
・対談を通して自分にない知識や情報をチャンネルから発信できる
・対談相手のフォロワーにも認知して貰える
・コンテンツを継続的に配信できる
・対談相手のPRにもなる

オプラスタイルデメリット
・自分だけの発信と比べて、ブランディング力としては低い
・継続的に対談相手を見つける必要がある
・チャンネルで発信したいコンテンツがブレる

オプラスタイルの最大のメリットは情報を発信し続けることができるということと、コラボをした方の先の方にも知って頂く可能性があります。

私たちの場合は、海外WEBマーケティングのニーズが顕在化した時に第一想起となることが一つの目的だったので、オプラスタイルがフィットしていました。

こちらのだーやまさんPR講座にあるよう、自分たちが情報を伝えたいひと、巻き込みたいひとの母数が多いか否かでどのようなスタイルで進めていくか決めていくのも良いと思います。

また、メリットで少し触れましたが動画を見てくださった方がお問い合わせして下さり、仕事が決まったというお話をちょくちょく聞きます。対談してくださった方たちに貢献できて何よりです。

美味しいご飯屋さんに連れていって欲しいな…

<ノウハウ3>書籍を発売した方とコラボさせて頂く
昨年から今年にかけて書籍を出版された、河野さん栗原さん中尾さん角間さんアサヤマさん菅原さんとコラボさせて頂きました!

菅原さんとカワバタさんとは書籍出版YouTube Liveもさせて頂きました!

WEBマーケティングに関する書籍の著者とコラボをさせて頂くと、書籍の内容に興味ある方に動画を視聴して頂ける可能性があり、継続的に再生数を伸ばせます。また、YouTubeをきっかけに書籍を手に取ってくださるかたもいるので、双方にとって良い形で進められています。

<ノウハウ4>YouTubeの概要欄に目次を入れる

動画に目次を入れると、Googleの検索結果に目次の内容が表示される場合があります!細かなテクニックですが、毎回、目次は入れましょう。

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長い動画の場合は、何処を見たら目当てのコンテンツがあるのか分からず、離脱してしまったり、探そうと思ってもらえなかったりするので目次を入れることで視聴するきっかけにもなります。

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目次を入れると、上のイメージの赤枠で囲んでいる部分のように、マウスオーバーしたときに何のコンテンツなのかを掲載してくれます。

ストック型コンテンツとフロー型コンテンツを使い分ける

YouTubeコンテンツにも時事ネタなどの一時的に再生数が伸びるものの一過性のフロー型コンテンツ、爆発力はないものの継続的に需要のあるストック型コンテンツが存在します。

<ノウハウ5 >ストック型の比重を高め、一本あたりの再生数よりもチャンネル全体の再生数を伸ばす

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細かなテクニックの話もしますが、普遍性の高い、考え方に関するコンテンツを多く配信しており、割合としては2:8でストック型コンテンツが多めです。

宣伝だけになってしまう内容はあまり視聴されないので、企画会議で対談相手とどういったコンテンツが視聴者さんにとって良いコンテンツが話し合った上で撮影するようにしています。

こういった、取り組みのおかげで再生数、再生時間共にスパイクではなく、積層しながらコツコツ伸びています。

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<ノウハウ6>ある程度月間再生数が安定したら動画末に載せられるおすすめ動画機能で最新の動画をおすすめする

ここ最近、試してる施策として動画終わりのオススメ動画欄に最新の動画をオススメする機能を活用することです。(下の図の左側のオススメ動画)

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前述の通り、月に17,000回以上閲覧して頂いているので、その中で最後まで閲覧して下さった方に最新の動画をオススメすることで最新の動画の初速の再生数を伸ばす事が可能になります!

設定もEnd Screensの部分のMost recent updatedをチェックを入れるだけなので簡単です!

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<ノウハウ7>チャンネル登録数は尻上がり!
ストック型のコンテンツの割合を多く配信し続ければ、チャンネル登録数は後半になればなるほど伸びる量は増えていきます。そのため、今、伸びていなくてもコツコツ頑張れば、その分後に結果に繋がります。最初の1000人までがホント辛いです。ただ、諦めたらそこで試合終了ですよ!

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最終的にメディアを成功させるか否かは、成功の定義と成功するまでやり抜く力だと思います。今回、成功の定義としていくつかゴールを設定し、チャンネル登録数ではなく、どれだけ事業のスケールに貢献しているかという指標を細かく設定して見ていました。

また、YouTube経由の問い合わせ、アクセスだけではく、YouTubeをきっかけに生まれる繋がりや、対談まとめ記事や4コマまとめのツイート、音声配信など素材を使用しての横展開をすることで成果を最大化する取り組みをしました。


何者でもない私が成果を出すには人より多く汗をかかなくてはなりません。まさに、実力は努力の数です。凡人なりに、成果が出るまでやり抜くということを大切にし、地道にYouTubeを発信していきます。

年始に掲げたチャンネル登録数は5000人は達成できそうですが、引き続き再生数やチャンネル登録数よりもターゲットを絞り、海外WEBマーケティングのニーズがあった際に第一想起ポジションを築けるよう取り組んでいきますので、応援して頂けますと嬉しいです。

ボカンチャンネルが成長することで、対談させて方との動画の再生数も伸び、皆さんのビジネスにも貢献できると考えています。これからも動画を日々配信していきますので、書籍出版予定の方や悩めるマーケターに伝えたいことがある方、ボカンとコラボしてもいいよという方は、お気軽に私のTwitterにリプください!

まだ御覧になられたことのない方は、GWのお時間のある時に是非一度見てみてください!

今があるのも一番最初に撮影に協力してくれた黒澤さん安藤さんのおかげです。ありがとうございます!

あれ…(;´Д`)

※参考 約半年前のチャンネル登録数1000人達成した際に執筆したnoteでもYouTubeの運用について綴っているのでご参考にして頂けますと幸いです。


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