【観劇記】10/24 オペラ座の怪人in秋劇場
Xin chao!
本日は素晴らしい秋晴れ!!
気付いたら10月もあと1週間…
ちょっと最近モヤモヤしてて落ち込み気味だったけど、
ミュージカルを観たら急に元気出たわ!笑
実はモヤモヤ日記を下書きしていて…それを公開しようと思いましたが、
そんな自分の愚痴よりも、このミュージカルとこの劇団の素晴らしさをより多くの人に知って頂いたいと思い、興奮が冷めない内に書きますよ!
さて、タイトル通り、今日観たミュージカルは…
オペラ座の怪人
世界4大ミュージカルの一つとも言われる伝説的ミュージカル!
(ちなみに他の3つは「レ・ミゼラブル」「キャッツ」「ミス・サイゴン」なんですよ!!)
とりあえずね、このロンドン公演25周年だけでも観て欲しい!!!
と言ってしまったらこの記事、ここで終わるのでw
Ramin KarimlooのファントムとSierra Boggessのクリスティーヌは別格!
日本にも多くのファンがいるので、結構頻繁に来日してくれるのですが…
本当は!本当は!!
今年この2人来日するはずだったんですよ!!!
あとラウル役のHadley Fraserまで!!
あーーーー憎きコロナ。許すまじ。
この二人とCarrie Hope Fletcherが来日できなかったのは、
オリンピック延期するより罪深いですよ。コロナさん…
でも!ラミンとシエラは来年来てくれるって!!
オリンピックなくなってもいいから、来日できますように!!←
そんなことより!!(前置きが長い!!!)
本題は「劇団四季」さんの「オペラ座の怪人」ですよ!!
昨日、めでたく劇団四季の新劇場でこけら落とし公演として開幕しました!
おめでとうございます✨
さて、これを読んでいる皆様に少しでも劇団四季のオペラ座の魅力が伝わるように頑張って書きます!
【おさらい】「オペラ座の怪人」とは?
「オペラ座の怪人」"Phantom of the Opera"って誰もが一度は聞いたことのあるタイトルだと思うんだけど…
実際どんなお話なの?って聞かれると、結構難しい…笑
一言で言うと「くっそ天才な変態とお金持ちイケメンが歌の上手い女の子を取り合う三角関係のお話」かな…ざっくり!笑
分類でいうと多分昼ドラ系w
だから、あんまりお子様にオススメはしない…
ミュージカル観たい家族連れにはやっぱり「ライオンキング」「アラジン」あとはよくわかんないけどミュージカルの魅力だけは伝わる「キャッツ」。
オペラ座の怪人はもっとディープなものが好きな人向け。
私の感覚だと、ミュージカル初心者には向かない作品。笑
でもミュージカル初心者でも観て欲しい作品という矛盾。
そして、絶対にリピートして何度も観て欲しい作品!!
同じキャストじゃなくていろんなキャストの組み合わせで観たり、ロンドン・ニューヨーク、世界各国で観てほしい。(私まだ劇団四季のしか観たことないんだけどね…それでも多分20回ぐらい観た!笑)
ちょっとWikipediaさんの情報をお伝えすると…
「オペラ座の怪人」は元々フランスの作家ガストン・ルルーによって1909年に発表された小説なんですね。それから多くの映画やテレビドラマ化され、100年以上も愛されている作品なんです。
この作品を題材にしたミュージカル作品は実は劇団四季が上演しているAndrew Lloyd Webber版だけではないんです!!
ALW版より前にKen Hill版がオペラ座の怪人の初作品として上演されました。
(数年前に日本で上演していたんですよ!)
あとは宝塚で上演されたり城田優くんが演じていた「ファントム」
実をいうとケンヒル版とファントムはちゃんと観たことないのですが、
それはそれでおもしろい作品だと思いますよ!
とはいえ、やっぱり一番好きなのはALW版のオペラ座の怪人!!
いうまでもなくALWの音楽が最高だからです。
あとはALW×キャメロン・マッキントッシュ×演出ハロルド・プリンスというヒット間違いなしの伝説的な製作陣。
もちろん語っても語りきれない歴代の素晴らしい素晴らしいキャスト陣がいるからこそ、ブロードウェイで最も長く上演されている公演なんです。
(ロンドンではLes Miserablesが一番だったと思います…)
ちなみに、ALW版は彼が当時の奥様のSarah Brightmanが輝けるように曲を書いたそうですよ!その変態エピソード好きですw
今は貫禄ありすぎて、ファントムが逆に食われそうですけどww
【名言】「劇団四季のオペラ座の怪人は、凄いらしい」
さて、そんな世界的にヒットした「オペラ座の怪人」。
それを日本で取り入れたのは私が大好きな劇団。
日本の初演は1988年。
通算上演回数は7000回を超え、総観客動員数は700万人。
歴代ロングランはライオンキング、キャッツに次ぐ国内第3位らしいです。
「劇団四季のオペラ座の怪人は、凄いらしい」
というキャッチコピーを観た人は結構いるんじゃないでしょうか?
このキャッチコピー考えた人天才だよね!!
このオペラ座の怪人、壮大な舞台装置や小道具・衣装、複雑な感情が絡み合うお芝居、高い歌唱力、これらをできるのは日本で劇団四季しかいません。
実際に舞台をご覧になった方はわかると思いますが、
この舞台装置、専用劇場を持っている四季しかできないと思います。
シャンデリアが落ちるんですよ!?
帝劇で落とせます?(どっちかというとお金の問題かなw)
そんな劇団四季のオペラ座の怪人、今までも十分に凄かったけど、
この新しい秋劇場でさらに凄くなっていました!!
【感想】10月25日(日)マチネ公演を終えて…
ということでようやく辿り着きました!本日の感想!笑
こちらが本日のキャスト!
四季ファンからすると高井治さんがアンサンブルにいるって奇跡ですよ!
高井治さんといえば、めちゃめちゃイケボで何年もファントムを演じられた日本のレジェンド!!
2004年の映画が金曜ロードショーで放送された時に、怪人の吹替えを担当された方です。ちなみに、当時は佐野さんがラウルを担当されていました!
そんなキャストトークもしたいところですが…
今回はいかに劇団四季が凄いかをお伝えしたく、キャストは省きます…
(気が向いたら追記するかも!?笑)
とりあえず、今回の劇団四季のオペラ座の怪人も凄いんです。
何よりも舞台装置!
これが一段とパワーアップしているので、
今までオペラ座の怪人を観に行った人こそ、今年の公演を観て欲しい。
まずシャンデリアを今回新しく作り直したらしいんです!!
このコロナ禍で!あれを!!!
そして舞台の上にいたエンジェル像…
あれも降りてくるんです!!!!!
BW版で見るあのシーン…
これは言葉とか写真よりもぜひ劇場で観てみて!!
その他にも歌詞やセリフが変わっていたり、
演出がちょっと変わっていたり、
同じ作品でもどんどんパワーアップしていて凄いな〜っと…
そして!!!
生オケ!!!!!!
何よりも嬉しい!生オケ!!
キャストの息遣いで音楽が始まる。胸アツ。
コロナ禍で販売できるチケット枚数も限られ収入も減っているだろうに…
新しい舞台装置に生オケで安定のクオリティで届けてくれる。
劇団四季、最高かよ!
ちょっと話はそれますが、
少し前にアラジンで陽性者が出た時に”キャスト総入れ替え”をして上演を続けてくれたんですね…全員総入れ替えですよ!?
こういう劇団の徹底した管理と並々ならぬ努力。
世界中でも劇団四季しかできないんじゃないかな…
BWは来年まで再開できないし…四季の成功がミュージカル界の希望です。
「凄い」としか言いようがありません。尊敬です。
【終わりに】GO TO 四季劇場!!
そんな大好きな劇団四季。
やっぱりコロナ禍で経営は言い方とは言えないみたいですね…
なんとしてもこの世界に誇れる劇団を守りたい!!
クラファンとかあるけど…一番支えになるのは劇場に行くこと!
Go To トラベルの地域共通クーポンも使えるらしいですよ!
(正直、劇団四季はミュージカル公演としては安いです!)
コロナ感染が心配な人はまた事態が落ち着いてからでもいいので…
「絶対!」って言葉を使って押し付けるのは好きじゃないのですが、
ぜひ!ぜひ!ぜひ!!演劇・音楽・芸術に興味のある方は
劇団四季のオペラ座の怪人を観に行ってみてください。
※ただあらすじを予め読んでからをオススメします!笑
【おまけ】全てを台無しにした⁉︎幻の続編…
最後にちょっと雑談…
私はオペラ座の怪人の何が好き?って音楽が好きなんです。
正直、ストーリーはそんなに興味はありません。笑
「ファントム変態やな」「クリスどっちやねん!」「ラウル可愛そw」とかそんな感想を抱く日もあります。
でも不思議と毎回観る度に、ツボが変わるのがまた”オペラ座の怪人沼”にハマる原因なんですよね…
例えば基本的に私はどっちかというとファントム派なんですけど、
今日は迪ラウルが結構グッと来たり…
クリスの苦悩にどっぷりハマって号泣したり…
だからこそ、おもしろいんですね。この作品。
いろいろあったけど、ファントムはクリスを諦め雲隠れし、クリスはラウルと幸せに過ごす?と思わせるような、結構美しく物語を締めていたのに…
ALWさん何を思ったんですかね…
続編を作ったんです。
Love Never Diesっていう作品。
これも音楽は名曲ばかりですよ。
West Endの初演は安定のラミン&シエラ!!
中でも'Til I Hear You SingはMusic of the Nightを超える名曲だと思ってます。またそれを歌うラミンが最高に、最高にいいんです🎶
もう一度言いますけど、
曲は最高なんです。
でもストーリーは「えええええ!!!!」っていう展開が結構ありまして…あんまりネタバレしても面白くないので、
ぜひ興味ある人は観てみてください!笑
オーストラリア公演は映像であるので!
これを見た時、私はあのラストの涙返せーと思いました。笑
でも好きな人は好きらしいです。
うん。とりあえず、私はラミンの魅力を活かしてくれたALWに感謝するわ。
ということで…
改めて、
オペラ座の怪人をどうぞよろしくお願いいたします。
※ただのファンです。
おおゆき@オフィス移転に伴い秋劇場が通勤路になりました。つまり通う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?