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『愛してる』や『大好き』という言葉を口に出して言うことは夫婦間において必要か否か。そしてその言葉を言いたいかそれとも言われたいか。について。~夫りょういち編~

先日こんな事がありました。

妻、ゆっきぃからのLINEに返信していた時の事。その画面を横から覗き込んだ知り合いの男性が、

男性 「え!?コレもしかして奥さんとのやり取り!?え~!!この💕一杯のLINE!?ウっそ~!?」

僕 「え? あ? そ、そう…ですよ。 はは、まぁ、ウチら割と余裕っすよ、へへ… ま、余裕で、へへ…」

と、💕マーク愛してるちゅ~💋、が満載の画面をいきなり見られ、思わず照れとも自慢とも何とも判別のつかない、生半可で気持ち悪い反応を返してしまう、うすら笑いすら浮かべていたであろう、僕。

まぁ、僕の反応の気持ち悪さはともかく、相手の男性の発言に

「 へ~!俺には信じらんねぇーなー……奥さんと💕マークかよ?なんか物好きな夫婦だわなァ…わっかんねーよなー 」

といったニュアンスを、感じ取ってしまったわけです。

そんなニュアンスを相手の言葉に感じ取るという事自体、どこか相手の言わんとしている事に共感する部分が僕の中に在るわけで、別に反論も怒りも感じなかったのですが…

「あー、そーかー、俺も以前のままなら、同じように思ったろうなぁ…何時の間にか割と普通になってたんだなぁ…でも…こういう世界を知らないままってのも…勿体無いことだよなぁ…」

としみじみと思うのでした。

元来、すっごく照れ屋な僕は、今までお付き合いした何人かの女性に「好き」である気持ちを伝える事が本当に苦手でした。「愛してる」と言う言葉に関しては「一生自分の口から発言する事など決してない」と決意するどころか、あまりに当然の事すぎて、そんな事を口にする自分の姿を思い浮かべもしない僕でした。

ところが転機は訪れます。

12~13年前、ゆっきぃとのお付き合いが始まり、「大好き」「愛してる」の連打を浴びる日々が僕にやってくるのでした。その攻撃体勢はかつて経験したことがない程強烈で、防戦一方の僕にお構いなしといった感じ。昼夜を問わず攻撃は繰り返されるのでした。

流石に相手の強烈な攻撃を受け続けているだけでは体が持ちません。いつしか僕もメールにおいて「大好き」「愛してる💕」等と、小刻みなジャブを恐る恐る繰り出し始めるのでした。

そして、変化は訪れます。

最初は「仕方がない」という受身的で恐る恐るのジャブを放つ僕でしたが、

ん?「あれっ?何だか気持ち良いぞ?」

そして、いつしか癖の様に…

そうなのです。この相手にダメージを与えるための攻撃「大好き」「愛してる」パンチ。その攻撃にはパンチを放っている当の本人が一番気持ちよくなってしまうという何とも不思議な攻撃力があったのです。

そして結婚して10年。

僕も立派に「大好き」「愛してる」という腰の入ったパンチを打てるまで成長したのです。しかし当然ながら、小さな頃から鍛え上げられた百戦錬磨のゆっきぃに対し、三十代からようやく練習し始めた僕が適うわけもなく、その手数と攻撃力、破壊力で試合はずっと僕の劣勢状態が続いております。

と、アホ丸出しの格闘技的な例え話は終わりにします。(;一_一)

何が言いたいかというと、この「愛してる」や「大好き」は前回のゆっきぃのブログに書かれていた様にその言葉を発する本人を幸せにするという意見に僕も経験上、全く同感という事なのです。

前回のゆっきぃブログ ↓↓↓

そして、なぜ本人を幸せにするか?に対する僕なりの見解ですが、

自分を取り巻く世界は、本来無色透明なのではないか?と僕は常々思っています。

そしてその無色透明な世界のカラーを決めるのは本人がかける眼鏡の色ではないか?と。

当然「愛」のカラー濃度が強い眼鏡をかける人にはその濃度の強さの分だけ世界に「愛」の色が濃く映るというわけです。自分を取り巻く世界に「愛」の要素が強ければ強いほど当然本人は幸せだと思うのです。

精神世界とか自己啓発関連の本などで「”ありがとう”とたくさん口に出す習慣をつけることにより良い事が起こり始めます」みたいな類の事が書かれていたりしますが、それと似てます。

・感謝の気持ちをなかなか感じられないなら「ありがとう」とまず言っちゃいなよ!

・悲しい気持ちから中々立ち直れないなら”とりあえず笑顔”作っちゃいなよ!

・金持ちになりたきゃ”金持ちの様なお金の使い方”しちゃいなよ!

的なやつ。

そしてその一番強力バージョンが、

YOU !「愛してる」って言っちゃいなよ!

じゃ(ニーズでは)ないかと。

だって「ありがとう」も「笑顔」も「お金」も自分の周りに溢れてくりゃそりゃ嬉しいですよ。だけど「愛」が溢れりゃ殆ど後はノープロブレムじゃないか?と僕は思うのです。

まあ、でもしかしですよ。

頑なにガードばかりを繰り返す、傍線一方の臆病ファイター。しかし、そんな相手も打ち崩す、ゆっきぃの様なハードパンチャーパートナーにたまたま巡りあえる、そんな僕の様なラッキーな人もそうめったにいないと思うのです。

しかし、そんな貴方に僕からのお勧めのトレーニングがあるのです!

YOU ! 鏡の自分に「愛してる!」って言っちゃいなよ!(←きーたがーわー)

はい、ハズいです (*´Д`)

これは結構ハズい。誰も見てないのにハズい。自分の思考や観念が邪魔してハズい。「おめぇ何アホな事してんの?」って声が頭に反響してハズい。もしかしたらパートナーに口に出して言うよりハズい。

でも、たまに僕はやってます。そしてやっぱりハズいのです(*´ω`*)

でも良いと思います。だって何かの本にそうすると自分を好きになれるって書いてありました。で、自分を好きになれればなった分だけ分自分の眼鏡の「愛」濃度が濃くなるんじゃないすかね?それで自分が「愛」溢れる世界に囲まれると。

え? そもそもかけた眼鏡で世界の色が変わるなんて屁理屈だ?それでは眼鏡をかけている本人のただの勘違いではないか、って?

いいじゃないですか!本人が幸せならそれでいいんです!

YOU ! 正しさよりも幸せになっちゃいなよ(←だいぶお気に入りな様子)


そうです!

世の奥様、夫君! 難しい顔して今日を生きてる者どもよ!

もっともっと「愛してる」を口癖にして連呼すべし!打つべし!打つべし!明日のために!!


とか言いつつも、

ガードを上げる癖がついつい出ちゃう臆病な僕なのであります(/・ω・)/

ちゃんちゃんと。



藤山家嫁ゆっきぃ 最愛の旦那さん亮一さんと最愛の娘(7歳)空さん、義理母きみ子さんの4人&愛猫2匹でめっちゃ幸せに暮らしている。亮一さんと私、双方から1つのテーマについてやりとり形式のブログを書き綴っていきます。 夫婦のこと、SEXのこと、子育て…亮一さんの面白い視点に注目!