見出し画像

挨拶一つで人間性が分る

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

何気ないひと言で、元気が出たり傷ついたり。
同じ言葉であっても、語る相手によって心に染みることもあれば、いい加減にしか聞こえないこともあります。言葉は本当に不思議です。
特に挨拶やちょっとしたひと言など、短い言葉ほどストレートに相手に届きますから、細心の注意を払いたいものですね。

たとえば、朝の挨拶にしても
「お…ようございま…」などと、かろうじて聞こえるような言い方では、本人はもちろん周囲もバリバリ働こうという気持ちには、なれません。
 仕事をどう進めるかを考える前に、やる気や元気を奪ってしまうのですから、問題です。

一方、「おはようございます!」
弾むような声で語尾までハッキリと、笑みを称え相手を見ながら挨拶する人には
「やる気があるな、あの人」「なかなか見どころがある」と。
 挨拶一つで、評価もあがります。

 何よりもこういう人には、「一緒に仕事をしたい」という、仲間意識を抱くのです。

 新入社員の頃は、誰もが元気良く丁寧に、挨拶をしていたと思いますが、経験を積むうちに挨拶は、できて当然と気を使わなくなる。なかには
「仲間に愛想良くしても、得にはならない」とか、
「部下に自分から声をかけるのはカッコがつかない」などと、損得勘定で挨拶を考える人もいます。

知人が経営する会社には、社長や幹部社員以外には、自分から決して挨拶をしない「無愛想部長」ということで、皮肉をこめて「無長」(ぶちょう)と呼ばれる人がいます。
 経理部長ですから、日頃お客様に接することもないですし、外回りに出ることもないですから、無愛想でも構わないかもしれませんが、彼と接すると「テンション」が下がると、周囲は敬遠気味
 それだけではありません。
「最近、彼の影響を受けた部下が、挨拶は社外できちんとすればいいと、考え始めていて困っている」と知人は言います。

 実際、得意先を訪問。笑みを浮かべ元気良く「おはようございます!」
そんなふうに挨拶した場合、本人は気づきませんが、口元だけで笑っていたり、言葉は力強いのに嘘っぽく聞こえたり。
「何だかあの人、信用が置けない」という、見方をされることもあります。
 先日、誰もが知る商社の営業部長とお会いしたのですが、
「挨拶一つで、人間性が分る。仕事の能力も計れる」と、おっしゃっていました。また大手流通業の経営者N氏は「仕事ができる人は言葉選びに無駄がない」「そういう人と仕事がしたい」と、教えて下さいました。
 ちょっとしたひと言が、ビジネスパーソンとしての将来を決めかねない、ということでしょう。

~挨拶一つで、人間性が分る。仕事の能力も計れる~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

💛最新刊・好評発売中💛

💛臼井由妃・最新動画💛

💛毎日配信Standfm「言葉のパワースポット☆ウスイユキチャンネル」💛



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?