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最高の結果を出す人の前置き

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

今回は、相手の心を開き心理的距離を縮める「最高の結果を出す人の前置き」をご紹介します。

「今となっては笑い話ですが」
相手との心理的距離を縮めるのには、過去の失敗談を話すのが有効です。
 前置きにこのフレーズを言うだけで、相手の興味を引くことができます。
 人の失敗談はどんなリアクションをしていいのか困る場合がありますが、「今となっては笑い話ですが」と前置きすることで、気軽に聞いてもらうことができるのです。
「やり手」「知性に溢れた人」「できる人」と、一目置かれているような人は失敗とは無縁に思えます。
だからこそ、失敗談を話すのは、自分に心を開いていると、相手は受け取ります。

●「手前味噌で恐縮ですが」
自慢話に聞こえかねない話をする際に使う、前置きです。
あらかじめ恐縮することで、相手がしらけるのを防ぎます。
このフレーズがあれば、多少過ぎた自慢話でも「よほど嬉しいのだろう」
「私だから本音を話すのだろう」と、好意的に受け取ってもらえます。

「実は私にも嬉しいことがありまして」
相手が自慢話をしてきたら、こちらの自慢話も切り出すチャンス。
「実は私にも嬉しいことがありまして」は、そうした場面での常套句です。
 ポイントは「この時を待っていました!」とばかりに、意気込まない。
 恐縮しながら、前置きを告げましょう。
そうでないと、自慢話の応酬という、大人気ないやり取りに発展するかもしれません。

「こんなことを話すと笑われるかもしれませんが」
●「こんなことを話すと嫌われるかもしれませんが」

悩みや失敗を話すときに使う、前置きです。
悩みや失敗はいわば、「マイナス情報」ですから、ヘタをすれば、評判や評価を落としかねません。ですからこうした話は、よほど相手を信頼していないと語らないものです。
私自身、「こんなことを話すと笑われるかもしれませんが」
「こんなことを話すと嫌われるかもしれませんが」と前置きをしてから、会話を始めることがありますが、相手は身を乗り出して真剣に聞いてくれます。すると、的確なアドバイスを頂けます。時には辛辣な意見も頂きますが、どれも私を思いやっての愛あるもの。
自分の人間性を知ってもらうことができる上に、相手との距離も一気に縮まります。

●「面白い話があるんです」
これは友人、同僚、仲間内、プライベートシーンで使うに相応しい前置きです。相手は「面白い話って、何だろう」と、興味をそそられます。
いわゆる「つかみ」の効果ですね。
同様に、つらい話をする前には「実はつらい話があって……」
恥ずかしい話をする前には「実は、恥ずかしい話があって……」と前置きするのもいいでしょう。これらの感情を込めた「前置き」は、語る人の人間性を如実に表します。
 前置きはなくても会話は成立しますが、あったほうが話をより興味深く楽しく、聞いてもらえるようになります。

~戦略的前置きで相手との心理的距離を縮めよう~

最後までお読み頂きありがとうございました。臼井由妃

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