見出し画像

話の長さと年収は反比例する

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

仕事ができて、人望が厚い。いわゆる「成功者」、「お金持ち」と目される方々にお会いしてきて、感じるのは「話が短い」ということです。例外なく彼らの話は、明瞭で簡潔です。

話の長さと年収は反比例している、といってもいいでしょう。
にわかに信じられないという方は、あなたの周囲にいらっしゃる長年、その道で活躍し続けている方を、思い浮かべてください。ブームに乗り一時、地位やお金を得た方ではなくその業界の情勢が芳しくなくてもかわっても、変わらず輝き続ける。

本物のお金持ちは、延々と自説を展開したり相手の「話したい心」に、水をさすことはしません。
故事成語や業界用語などを持ち出し、話を難解にもしません。
誰もがわかる言葉で、短く話すものです。

一方、仕事が出来ない人は話を分かりやすく伝えるために、最適な言葉を選ぶ「ひと手間」を惜しんでいるといっていいでしょう。
何も考えずに「話したい」ことを「話したいだけ」伝えていれば、長くなり分かりにくい、薄っぺらな内容になる。言葉に重みがなくなり、評価を下げている。
「話が長い」という一点のために、「昇進」や「昇給」を妨げているとしたら、見逃せないですね。

話が長くなる原因の最たるものが
「話しベタですから、自己紹介は苦手でして……」
「あがり症なので、うまく話せないのですが……」
「こういう場は不慣れなものですから……」
「若輩者ではありますが……」と。自己紹介や発言をする場で、不要な前置きから始めることです。
これは前置きというよりも、余計なひと言。

いかにも自信なさげ、仕方なく話すといった雰囲気も漂ってしまいます。
誰しも人の話を聞くのは、本来面倒なものです。
話をするのが苦手、口下手だと思っている人でも、話を聞くのは退屈でしかありません。

そんな状況で、「話しベタですから」とか「あがり症なので」と聞かされたら、たちまち、話を聞く気がなくなります。
「こういう場は不慣れなものですから……」
「若輩者ではありますが……」というのも、謙虚さからの発言のつもりでしょうが、わざとらしく聞こえる場合もあります。

さらに「えーと」「あの……」と、不要な前置きが続けば、我慢も限界に達します。「早く終わって欲しい」「もう聞きたくない」と、なるでしょう。
「意味のない前置き」をしていては、仕事でもプライベートでも、出会いのチャンスをなくしかねません。

~意味のない前置きは、出会いのチャンスを逃す~

最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

💛11月20日発売・最新刊💛

💛毎日配信standfm「言葉のパワースポット☆ウスイユキチャンネル』💛

💛YouTube始めました・チャンネル登録して頂けたら嬉しいです💛


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?