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「確認を求める間」で信頼を得る!

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。

「確認を求める間」とは、相手が会話の内容をきちんと把握してかどうかを、確かめる「間」です。
商談やプレゼンテーションなどのビジネスシーンでは、相手が内容を充分理解できていないまま話が進んでいったら、まとまるものもダメになります。
そうした事態を避けるためにも、「よろしいでしょうか?」
「ご質問はございませんか?」と間をとり、相手の反応を確認しましょう。

 この間を入れることで
「そんなことは知らない」
「聞いていない」というような、後のトラブルを防止することができます。

 ただし、「よろしいでしょうか?」
「ご理解いただきましたか?」が度重なると、
「馬鹿にしている」
「そんなことは言われてなくても」と気を悪くする方もいますから、言葉にするのはほどほどがいいですね。

適切な間は、相手に落ち着いた印象を与え、信頼に繋がります。

会話が滑らかになる「聞く姿勢をつくる間」も活用するといいでしょう。
 これは、話が一段落して、別の話題に移るときに入れる「間」です。
 たとえば「●●について、説明させていただきました。……(間)では、次に~」
 というようにすると、話が落ち着いたことが明確になるだけでなく、
「次に進みますが、よろしいですか?」と。
言葉にしなくても、伝えることができます。

 すると相手に心の準備がうまれ、聞く姿勢ができるので、引き続き興味深く聞いてもらえるというわけです。
 早口の方やあがり症を心配する方は、この「間」を意識してみてください。自分自身も落ち着き、スムーズに言葉が出てきます。

よどみなくすらすら話す。饒舌に話す人に憧れる方もいらっしゃると思いますが、「間」のない話をするのは、「間抜けな人」。
自己満足に終始してしまって、相手に伝わっていない「残念な話し方」です。一方、「間」をうまく活かせる人は会話の「間術師」
 確実に相手の心をつかめる話ができる人です。


3回にわたり4つの「間」をご紹介しました。
●期待感を生み出す間
●強調する間
●確認を求める間
●聞く姿勢をつくる間

4つの「間」を、ぜひあなたのものにしてくださいね。

~「間のない話」は間抜けな人、「間のある話」は間術師~

最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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