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話を切り上げる「基本的な姿勢」

おはようございます!ビジネス作家の臼井由妃です。
話を切り上げる際は、
●自らそういった態度を示さない
●相手自身の意思で、話が終わるのを待つ
 のが、基本姿勢です。

腕時計をちら見したり、そわそわしたり、咳払いをしたり、お出ししたコーヒーカップや茶碗を片付けるのは、「早く帰って欲しい」「終わりにしたい」という意図が透けてみえます。
相手の立場からみれば、それまで良好な関係を築いてきたとしても、「冷たいなあ」「余裕がない人だ」と。
付き合い方を、改めようと考えるかもしれません。
こうしたあからさまな態度は、人間関係を悪化させる可能性が大。マナー違反といえるでしょう。

先約がある場合の切り上げ方
最初から約束があり、その時間が決まっている場合には、話を始める前に「13時から外せない会議が入っておりまして、その旨ご了承ください」「遅くとも●時には、退席させていただきますので、ご理解くださいね」などと、前もって相手に伝えておきましょう。
その上で時間が迫ってきたら
「誠に申し訳ありませんが、そろそろ失礼させていただきます」
「恐れ入りますが、決められなかった案件については、考えをまとめ●日までに対応させていただきたいと思いますが……」
と切り出します。
そうすれば、話の腰を折られるという印象は、抱きません。

忘れていけないのは、自分から訪問している場合は、相手に無駄な時間を過ごさせないように、用件がすんだら、ムダ話はしないで、すぐに退席するということ。商談がうまくいった場合や自分にとって好ましいニュースがある時など、長話したくなるのは人情ですが、「最高の結果を出す人」は、そうした振る舞いはしないものです。

切り上げた時に、「あなたと話ができて良かった」
「有意義な時間を過ごせた」と、相手が思ってくれたら嬉しいでしょう。

逆につまらなそうな表情を浮かべていたり、名残惜しそうな態度が見え隠れしていたら困りますね。

出来れば、切り上げたくないと思う向きもあるのも、事実です。しかし、相手に話を切り上げさせる合図を送るよりも、自分でうまく切り上げた方がきちんと会話を終えることが出来ます。
さらに、「あなたとの話は楽しかった」という気持ちを表現するといいでしょう。
「大変、勉強させていただきました」
「教えをいただきありがとうございます」
「●●様の豊かな知識に、感服しました」と素直に思いを伝え
「本当は、このままお聴きしたいのですが……」
「時間が止まって欲しいです」などと言えば、退席するのが忍びないという想いは相手に十分伝わります。

~あなたとの話は楽しかったという気持ちを表現して切り上げる~
最後までお読みいただきありがとうございました。臼井由妃

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