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初めてのビーチバレー観戦記

2023年4月29日、立川立飛にて開催された
マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023
第1戦 立川立飛大会を観戦した。
ビーチバレーボール観戦デビュー。

きっかけ

現地観戦のきっかけとなったのは、東京グレートベアーズ(以下、グレベア)に所属している選手が本大会に出場することだった。

グレベアはV.LEAGUE DIVISION1 MENで活躍するインドアのバレーボールチームだ。
シーズン最後の大会として位置付けられている、ゴールデンウィーク期間に開催される黒鷲旗をビーチバレーへの挑戦として不参加をリリースしたことで、ビーチバレーに興味を持った。

普段は大阪、堺市をホームとする堺ブレイザーズを応援している私だが、何せ東京在住、グレベアの試合はやはり現地観戦しやすいこともあり、リーグは4戦現地観戦をしていた。

Vリーグ期間中は"対戦相手"の位置付けになるが、様々なことに挑戦し、バレーボール界を盛り上げようとする姿はバレーボールファンとして応援せざるを得ない。

そんなこんなで、"観たことがある選手、知っている選手がいる"ことは、初めての界隈でも現地に行くことへのハードルは低くなる。

グレベアの挑戦することへの応援とビーチバレーの魅力を浴びることを決めた。

持ち物

普段持ち歩くもの以外で持って行ったものは、
サングラスのみ。
日差し強いかもしれないし、一応、と思ったが正解だった。
日差し対策はもちろん、砂が目に入るのを少しでも防ぐ、という意味でも大活躍だった。

持って行けばよかった、と思うものは
・体温調節用の羽織もの
太陽が顔を出せば暑く感じるし、反対に風が吹き出すと、一気に肌寒くなるのでUVカット仕様の羽織があるといいかな、

・シートかビニール袋か砂よけ用の何か(笑)
荷物を砂場にダイレクトに置いても問題なければ特に必要ないけれど、インドアと異なり観客席も砂場なので荷物をダイレクトに置けば砂はつくし中に入ってくるかもしれないので気になる人は注意が必要かも。

チケットを取る

ビーチバレー  2023と検索をかけて、公式HP、大会のサイトに飛ぶと、イープラスにて販売とあったのでそのままイープラスで購入。

受付から着席

都内なのに外国のような雰囲気
自転車でも来れる

受付窓口でチケットを提示し、ハリセンと大会冊子、リストバンドを受け取る。

ハリセンのサイズはインドアと同じ、リストバンドはパナHGの写真撮影許可の目印と同じもの。

ハリセンと大会冊子とリストバンド
奥にコート、手前のテントは飲食スペース
今日の試合スケジュール

開場8:15で5分後くらいに到着したが、既にちらほら観客の姿があった。
ビーチ全般なのか、今大会がそうなのか、は
わからないが、朝が早い。
第一試合の開始は9:00。
インドアは午後スタートが基本なので朝活にもぴったりかもしれない。

写真・動画撮影について

[写真・動画撮影について]
マイナビジャパンビーチバレーボールツアーは、スチールカメラ、ムービーカメラ(ビデオカメラ)の使用は一切禁止となります。
携帯電話での撮影のみ可能です。(2017年度より事前登録不要)

ただし、カメラをズームしての撮影および周りの方に不信感を与える様な行為は禁止とさせていただきます。

場合によりスタッフからお声がけをさせていただき、撮影の内容(フォルダ)を確認させていただくこともあります。

選手の権利を守るために、また選手が試合に集中できるように、本大会においてはこのように撮影について規制させていただきます。
ご不便をおかけしますが、選手のためにもご協力お願い致します。
また、SNSにつきましては、JVA公式ソーシャルネットワークサービス運用方針に基づいてご利用いただきますようお願いいたします。

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2023【BVT1】第1戦 立川立飛大会

上記の通り。
手持ちのスマホのみ。ズーム禁止。
インドアのようにカメラは持ち込めない。
選手の笑顔が本当に素敵なので、下手くそながら、いっちょまえに撮りたいなぁと正直思うのだけれど、ルールなので仕方なし。

近すぎる観客席

サイド、エンドと両方座ってみたが、どちらもインドアのスーパーシート以上に近い。
最前列から個人的感覚になるが、2M先はコート。柵の高さも1M未満だ思われ、ラインが見えない。なんて心配もいらない。
ボールは基本的に砂に落ちて大きく跳ね返ることはないので、インドアの公式アップでボールが客席に飛んでくる、なんてこともほぼない。
(男子の選手でノーブロックで思いっきり強打したスパイクがテントの屋根づたいに落ちる、は何度かあった。)

サイド最前列
旗で風を感じる
エンド最前列

インドアとの違い

覚えている範囲で感じたインドアとの違い
・コートの大きさ8X8、高さは同じ
・ベンチは固定
・7点の倍数でコートチェンジ
・合計点数が21点でテクニカルタイムアウト
・試合前後の一礼でその試合運営に関わる全てのスタッフに一礼する(すき
・2人なのでセッター、スパイカー、リベロ全部やる
ブロックタッチは1カウントになる
・ボールはやや大きめ、やわらかめ
・ホームアウェイ式ではないので、ナイスプレーにはどの選手か関係なく音源で盛り上げる演出になっている
・チャレンジは映像判定ではなく、主審副審の現場目視確認
・記録席からサーバーの背番号を教えてくれる

試合開始

9時に第一試合がスタートし、1時間後に次の試合が予定されている。
1セット21点マッチ、2セット先取、
3セット目は15点マッチ。
サクサク試合は進んでいき、この日観戦した試合は全てストレートだったため、予定時間通りに進んで行った。
大体1試合40分ほどかと思われ、普段インドアでストレートの場合1試合90分を観ている側としては、"早い。"というシンプルな感想だった。

グレベアの挑戦

第2試合、グレベアの試合が始まった。
対戦相手は関/詫間ペア。
観客席はグレベアファンがたくさんいて、選手たちも応援に来ていて、ビーチでアウェイなはずなのにホームゲームのような雰囲気になった。
結果は負けてしまったけれど、エースと取ったり、強打や相手のいないところを細かくついて点を重ねたり、すごく楽しめた試合だった。

反対に、関/詫間ペアはおそらくいつもとは違う雰囲気の中、最初はペースを掴むのが難しいのかなと感じたけれど、徐々に自分たちのペースでパフォーマンスを出し、勝ち切った姿がとてもかっこよくて、これから応援したいペアだなぁと見事にハマった。

よろしくお願いしまーす!はグッドサインで
駆け引き
亀山選手のサーブ
笠利選手のサーブ

見どころが多すぎるビーチバレーボール

"早い"と感じた試合時間とは反対に、1プレーごとにコート、風、相手との駆け引きや瞬時の判断が盛りだくさんでコートには各2人、合計4人でインドアよりも人数が少なく、観やすいかなと思っていたが、決してそんなことはなく逆に目が足りなくなった(伝われ!

どこにサーブを打つか、どちらに1本目を触らせるのか、ブロックの有無、どこに打てばいいか、何本目で相手コートに返すか、今の風とコートの感触はどうか。

8x8のコートを2人で守り、攻撃を組み立て、1点を重ねて行くことの面白さをすごく体感できた。
めちゃくちゃ面白かった!(安定の語彙力

この大会は始まったばかりで、これから全国各地を回る大会らしい。
また観たい選手やペアができたので、時間とタイミングが合えば現地で、配信もあるのでうまく活用しながらビーチバレーも楽しんでいきたいなぁ。

終わり。

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