見出し画像

#毎日note を始めた恋人がおそろしい。

恋人が数日前からnoteを毎日書き始めたらしい。

彼はめったにnoteを更新しなかった。いつもわたしのnoteに「スキ」をくれるばかりで、仕事が忙しかったのもあり、彼は半年に3記事程度しか書いていなかった。「もっとnote書きなよ~」と言っても、恋人の記事は全くタイムラインに現れなかった。

ただここ1週間、彼は毎日記事をアップし始めた。全然更新しなかった彼が、突然動き出した。なにか刺激の受けるビジネス本でも読んだのだろうか。ホリエモンあたりが「note毎日更新しなければオワコン」とでも言っている記事でも見たのか。真相は分からない。

ほとんど読む専門だった彼が書き始めたのは、素直にうれしかった。タイムラインに彼のプロフィール画像を見かけると、「あ、今日も書いてる!」と嬉しくなる。記事を読んで「こんなことを考えてたのか」「こういう日を過ごしているのか」と違う一面を知られて、とても楽しく読めた。

ただ、この感想は嘘じゃないけど、心からの本音じゃない。本音を言うと、彼がちょっと怖い。日を重ねるごとに、彼が書く記事のおもしろさが増しているのだ。

本人には言わないけど、最初は「あ~この部分はこういう風に書けばいいのに」「ここもっと膨らませたほうがいいのにな~」と感じる箇所が正直あった。もちろん読んでいてい楽しかったけれど、noteの先輩として少し上から見ているような気持ちがあった。

でもだんだん、先輩風をふかす隙がなくなってきた。読む側がおもしろいと思える内容が盛り込まれているし、タイトルにも目をひかれてタップしてしまう。文章量もちょうどよく、最後まで読み切るハードも低い。だいぶひいき目で見ているところもあるとは思うけれど、確実に彼の文章は魅力的になってきている。

彼の勢いに、わたしはおびえている。ライター業をはじめた私は、4月ごろから毎日noteを書き続けている。より多くの方にフォローいただくような努力も多少している。もちろん現時点ではわたしの方がフォロワー数やスキの数は多い。でも彼が書く努力し始めたらどうなるだろうか?あっという間に追い抜かれるのではないか?超おもしろい記事を量産できる才能が枯れにあったらどうしようか。。。そんな余計な心配をするようになった。

ただ彼がnoteの先輩であるわたしを抜かしてしまった場合、対応策を考えている。とりあえず恩を着させるのだ。彼がnote内で有名になれば「〇〇にnoteを教え、育てた私が語るnote術」なんて記事を書いてしまえばいい。そして彼の記事のコメント欄に「最近調子良さそうだね~~」なんて馴れ馴れしくコメントすれば完璧だ。清々しい先輩風を吹かせられる。

彼の可能性は正直おそろしい。でもそれはそれで楽しいかもしれない。いいことも悪いことも、何でもネタにできちゃうのがnoteのいいところだ。

この記事が参加している募集

noteでよかったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?