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「おっさんのくしゃみ発電」のすすめ?

ぶぇぇぇええええええええっっっ!!!!!!

突然、近くから爆音が聞こえた。思わずビクッとして音の方向をみると、おっさんがくしゃみをしていた。どこにでもいる普通のおっさんだ。そんなおじさんから、驚くほど大きなくしゃみが飛び出していた。

こんな感じで誰もがおっさんのくしゃみの音量に驚いた経験があるだろう。おじさんのくしゃみって、思っているよりびっくりする。近々「くしゃハラ(くしゃみハラスメント)」なんて言葉が出てきてもおかしくない。

おっさんのくしゃみがうるさすぎる。でも何でおっさんのくしゃみがうるさいのか不思議だった。年を取ると自分の存在をアピールしたくなるのかと思っていた。ただ実際調べてみると、くしゃみに使う筋肉が加齢とともに衰えるからだ。筋力がなくなると空気を多く吸って多くはいてしまうので、自然と声のボリュームがMAXになってしまうらしい。

ふと思った。あの大音量のくしゃみを世のため人のために活用できないだろうか?

くしゃみには、通常でも10mくらいウィルスを飛ばす力がある。そこにおっさんの声量も加えると、そこそこ大きなエネルギーだ。このおっさんのくしゃみが生み出すエネルギーで発電出来たら最高ではないか?

くしゃみ発電にはメリットが多い。くしゃみは四六時中するので、自然エネルギーのように天候に左右されずに済む。そして少子高齢化の時代、おじさんの数はこれから増えていくので、資源の心配は不要だ。そして排出するのはくしゃみだけなので、環境にもとてもやさしい。

ただデメリットがある。単純にくしゃみは汚い。発電のためとはいえ、おっさんが大音量でくしゃみをしていても迷惑なだけだ。そしてくしゃみをする場所は皆バラバラ。そのためおっさんたちのくしゃみエネルギーを集約して発電するのは至難の業じゃないかと思う。

筋力が衰えるのは、おっさんだけじゃない。女のわたしもいつかは、筋力が衰えて「ぶべぇえええええ!!」みたいなくしゃみをしてしまうかもしれない。くしゃみで発電できる未来が来ていない限りは、小さなくしゃみができるように筋肉を鍛えておこうと思た。


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