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仕事中の息抜きに必要なのは「理由」じゃない。「自由」だ!!

たばこを吸いたいとは思わない。でも喫煙者が羨ましい。なぜなら彼らは、自席を離れてリフレッシュする機会があるからだ。

勤務時間の約9割を社内で過ごすようになってから、どうすれば「ちょうどいい息抜き」ができるか考えている。息抜きといってまず思い浮かべるのはランチである。1時間のランチ休憩は、1日で最も息抜きができる時間だ。美味しいご飯を食べ、何も考えずにスマホを見ていれば、程よく気分転換になる。そして午後の仕事を頑張れる。そのためランチは勤務時間で最も手を抜いてはいけない時間だといえる。

ただ最強のランチタイムを楽しんでも、スッキリしない日もある。寝不足の日、気乗りしない仕事ばかりの日、比較的ヒマな日、気分がだるい日など……ランチは1日1回しか使えないので、ランチで回復しなければ午後は厳しい時間になる。「ちょっと今日はしんどいので、午後休とりますっ☆」と言えれば最高だ。でもそう簡単に休みは取れないので、どうにか頑張って午後を乗り切るしかない。。。

ちょうどいい息抜きって難しい

ランチを終えてもだるい日は、どう乗り切ればいいのか。1つの答えは、こ息抜きだ。仕事に全力投球できない日には、だましだましPC画面に向き合うしかない。さぼりと思われない程度に、ちょうどいい息抜きを入れていけばよい。

ただ、「ちょうどいい息抜き」とは何なのだろうか?オフィスで働きながら、仕事に支障をきたさない息抜きって案外難しい。

私にの息抜きになるのは、例えばトイレやコンビニ、ゴミ箱、コピー機だ。これらは自席を立って歩く理由になるので、立つきっかけがない日にはちょうどいい。ただゴミ箱はゴミ、コピー機は印刷したいデータがなければ寄れないし、コンビニに行けばお金が無くなる。トイレは無料だけど、便器を見てもイマイチ気が晴れない。

他にはミンティアがある。ミンティアの粒を食べて、メントールの爽快感を味わって目をシャキッとさせる気分転換法だ。どこかへ行く必要はないし、口に粒を入れて直接的に目を覚ます刺激を与えられる。ただ目の前にある仕事から離れられないし、ミンティアは無尽蔵に入っている気がしてどんどん食べてしまう。気づけばミンティアは底をつき、大事な大事なリフレッシュアイテムを失ってしまうのだ。

トイレやコンビニも、ミンティアも息抜きとしては不十分だ。その点、たばこは羨ましい。自席を離れる理由も作れるし、たばこを味わえるので体の内側からすっきりできる(と考えている)。しかも喫煙所で同僚に会えば、軽い世間話もできる。昨今では喫煙者はどんどん立場がなくなってきているものの、たばこは息抜きとしては最高だと思う。タバコを吸いたくはないけど、気軽に息抜きできるから羨ましい。

おすすめの息抜きアイテムよりも重要なのは……

でも、本当はトイレとかミンティアとかたばことか、何かに理由を付けなくても息抜きできる環境があるのが最も重要だ。オフィスで働いていると、ちょっと休憩したらサボっていると思われるかも……!と心配になり、一生懸命働いてしまう。このように周りに人がいるので相互監視にはなるものの、息抜きに理由を作らなきゃいけない空気を生み出してしまっている。

禁煙を推し進めるのなら、もっと仕事中の息抜きがしやすくなるようにしてもらいたい。息抜きに自由を!!!って叫びたい気分だ。

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