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#AaToo! 通勤がマジで暑すぎる…

武蔵小杉駅の乗り換えだけは絶対にしてはいけない。

武蔵小杉(むさしこすぎ)駅とは、神奈川県川崎市にあり、駅周辺にタワマンや商業ビルが建設され栄えだした街だ。ちょっと前までどこにでもある冴えない街だったのに、いまではカーディガンを肩にかけたお金持ちマダムが休日を謳歌するような、そんな格の高い街に急激に変化した。

キラキラしていておしゃれな街だ。でも武蔵小杉のある場所は、本当に毎朝最悪な気分になる。それは「駅」だ。春が終わると、とにかく暑い。暑すぎる。いまや学校にも各教室にエアコンが付く時代、武蔵小杉駅だけが取り残されている。そう感じるくらい、蒸し暑さと熱気と人込みがとんでもない。

武蔵小杉の夏の乗り換えは「地獄の通り道」

特に乗り換えは本当にやめたほうがいい。東急東横線からJR横須賀線へ向かう道は10分ほどかかる。そのうえ、途中で一瞬地下に潜るルートがある。コンクリの壁と床に囲まれた駅構内には、朝のさわやかな太陽光がさしこんでむしむしに熱せられる。ところどころある窓からは、申し訳程度の風が入る隙間しかない。そこに大量の通勤者が押し寄せるわけだから、どんなにゆっくり歩いても汗をかいてしまう構造になっている。そして汗をかいた人々が電車にギュウギュウに押し込まれる。本当に、朝から幸福度がだださがりだ。

「#AaToo!」(あぁっつー!)は、そんな駅の通勤の惨状を伝えたくて生み出したハッシュタグだ。セレブで憧れの街のような顔をしていても、裏では庶民が文字通り汗水たらして苦労している。

明日の天気は曇りで、湿度は80%らしい。まさに武蔵小杉駅日和だ。明日も「#AaToo!」と心の中で叫びながら、乗り換えをしないといけない。この町がもっともっと発展して、「#AaToo!」なんて言わなくてもよくなるのを切に願う。。。

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