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嘘つきエッセイ、”本”になる! #100人で書いた本

今までたくさんの嘘を生み出してきたけど、ついた嘘が”本”になるのは生まれて初めてだった。わたしが書いたエッセイが、なんと”本”として販売される。値段は300円。語呂合わせで「さぁ(3)れい(0)わ(0)!」の300円、令和元年を明るくむかえるような縁起のいい値段だ。

実はわたしの文章がのる”本”は、先着100名で参加料(600円)さえ払えばだれでも載れてしまう。『100人で書いた本』はある共通のテーマに沿ったエッセイを100人が書き、それらを1つの電子書籍としてまとめてAmazonで販売するプロジェクトだ。本の購入者は、気に入った作品に投票ができ、1位の作品には本の売り上げの一部が贈呈されるらしい。すでに7回実施も実施されている。noteで『100人で書いた本』の存在を知ったわたしは速攻応募し、テーマ「嘘」のエッセイを書き上げた。

エッセイのルールはほとんどなく、テーマに沿った文章を600~800字にまとめるだけ。ものすっごく気軽に自分の”本”が作れてしまう。

”本”になった自分のエッセイが最高だった

12月に執筆したエッセイが電子書籍となったのは、今年の4月だった。わたしの文章は100人中11番目にあった。書いたのは、中2のバレンタインデーの話。当時片思いをしていた彼は超イケメンで、話すどころか、近づいた記憶すら全然ないのに恋をした。そして2月14日、彼にチョコを渡して告白すると誓うも、思わぬ「嘘」に出会う。
※続きが少しでも読みたい方は、購入していただけたら泣いて喜びます(´;ω;`)ウゥゥ

100人で書いた本~嘘篇~[審査用匿名版] 300円

早速よんでみたら、未熟な書き方のわりに正直おもしろかった。つい「え、この作品すき!」と言いたくなったほどだ。文章が生き生きしていて、素直でまっすぐにみえた(さすがに誉めすぎかな?)

なぜここまで満足度の高い文章になったか考えると、とにかく時間と労力を惜しまなかったからだろう。書きたい内容を涙をのんで削り、いい言葉が浮かばず深夜にうなだれ、締め切りぎりぎりになってようやく形になったのだった。親ばかになってしまうほど、情熱を込めた文章だった。

『100人で書いた本』に参加して、なにより「もっとうまく書けるようになりたい」と思った。誰かに「100個の中でいちばん好きだったよ!」と言ってもらえる、そんな文章が書けるようになりたい。

気になる方は読んでいただけると心から嬉しいです、嘘じゃありません。さぁ(3)れい(0)わ(0)!と意気込み、ぽちっとしてみてください。

100人で書いた本~嘘篇~[審査用匿名版] 300円

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